最大の打上げ花火玉 埼玉県鴻巣市

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2017年10月6日

埼玉県鴻巣市で開催された「第13回こうのす花火大会」にて11日、打上げ花火用の花火玉の大きさ(重さ)を競うギネス世界記録への挑戦が行われた。花火大会のフィナーレで464㎏を超える4尺玉の打上げに成功し、「Largest aerial firework shell(最大の打上げ花火玉)」としてギネス世界記録に認定された。

こうのす花火大会で4尺玉が打ち上げられるのは昨年に続き2回目。昨年の成功を受け、今年はギネス世界記録への申請を行ったが、元々、ギネス世界記録には「打上げ花火」に特化してその大きさを競う記録が存在していなかった。打上げ花火は玉が大きくなればなるほど打ち上げが困難を極めるといい、世界最先端の技術の進歩があるからこそ打上げに繋がるのだ、という点をギネスワールドレコーズに訴えた。その結果、挑戦日の1ヶ月前に、花火玉の最低重量430㎏を超えることを条件に世界記録カテゴリとして新設が認められたのだった。

そこから、花火玉や打上げ筒の準備のほか、ギネス世界記録に認められるための精密な測量などを終えていよいよ大会当日を迎えた。午後6時から開始された花火大会では1万5千発を超える花火が秋の夜空を彩り観客を沸かせたが、ギネス世界記録挑戦は大会のフィナーレ。打上げの行方を約50万人の観客が見守るなか、4尺玉が空に打ち上げられた。轟音とともに、大きく開いた花火は直径約1.2kmにも及び、会場からはひときわ大きな拍手が湧きあがった。

その後、会場で打上げを見守っていたギネスワールドレコーズの公式認定員から打上げ成功と認められ、鴻巣市商工会青年部にギネス世界記録の公式認定証が授与された。

記録名:Largest aerial firework shell
記録(重さ):464.826㎏
認定日:2014年10月11日

※紹介している記録は挑戦当時のものです。現在は記録が更新されている可能性があります。

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