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■経産省、地域活性化に向けて「近代化産業遺産群33」を活用

 経済産業省は11月30日、国内の産業近代化の先駆けとなった工場や鉱山などを33のテーマ別にまとめた「近代化産業遺産33ストーリー」を発表した。この「ストーリー」で認定された近代化遺産は全国575件。「黎明期の技術導入」「近代造船業の成長」といった物語ごとに各産業遺産を意義付けした。経産省では、これらの産業遺産にまつわる物語性を提案することで、周遊ルートづくりを通じた観光活性化や地域振興へ活用されることを期待している。

 たとえば、「『近代技術導入事始め』海防を目的とした近代黎明期の技術導入の歩みを物語る近代化産業遺産群」では、「旧集成館機械工場(現尚古集成館)」(鹿児島県鹿児島市)や「韮山反射炉」(静岡県伊豆の国市)などが認定を受けた。「欧米諸国に比肩する近代造船業成長の歩みを物語る近代化産業遺産群」では、「三菱重工業長崎造船所史料館(旧木型場)」(長崎県長崎市)や「旧住友重機械工業浦賀艦船工場 第1号ドック」(神奈川県横須賀市)などが対象となっている。

 近代化産業遺産は、幕末から戦前にかけて、産業の近代化に貢献した建造物や、画期的な製造品及び当該製造品の製造に用いられた設備機器、これらの過程を 物語る文書など、産業近代化に関係する多様な物件を対象としている。これらの近代化産業遺産を、地域史や産業史におけるストーリー別に整理・編集しなおし、地域活性化に活用しやすい形にとりまとめたのが「近代化産業遺産33ストーリー」だ。


関連情報:
地域活性化のための「近代化産業遺産群33」の公表について
 http://www.meti.go.jp/press/20071130005/20071130005.html

2007年12月1日




 

 


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