調査 / 地域ブランド調査2016 | 2016年10月19日 水曜日

地域ブランド調査2016 結果速報~最も魅力的な市は3年連続で函館市。石川県・金沢市が上昇~

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全国で最も魅力的な市区町村は函館市となりました。同市が1位になったのは3年連続4度目。2位には京都市が浮上し、前回2位だった札幌市は3位となりました。なお、今年3月に開業した北海道新幹線の新駅がある北斗市は上昇。同市は観光意欲度も大幅に上昇しています。都道府県では北海道が8年連続1位となりましたが、点数は低下し続けており、過去最低を更新しました。最下位は4年連続で茨城県となりましたが、同県の点数は上昇。認知度、情報意欲度などでも順位が上昇しています。
この1年間に起きた出来事に関連する調査結果では、4月に発生した熊本地震に関連して、熊本県は魅力度の順位が低下しましたが、熊本市や阿蘇市、南阿蘇村などで上昇しました。5月に開催された伊勢志摩サミット関連では、魅力度が伊勢市は上昇しましたが、三重県、志摩市、鳥羽市は低下するなど、明暗を分けました。また、前年に開通した北陸新幹線関連では石川県が魅力度で9位となり、初めて10位以内に入りました。
この調査は株式会社ブランド総合研究所(本社:東京都港区、社長:田中章雄)が国内1000の市区町村及び47都道府県を対象に、認知度や魅力度、イメージなど全77項目からなる「地域ブランド調査2016」によるもので、今年で11回目の実施(年1回実施)。全国の消費者3万372人から有効回答を得ました。

調査結果の特徴は以下の通りとなります。

調査結果速報(PDFファイル)はこちらからダウンロードできます。
第11回地域ブランド調査2016ニュースリリース(PDF672KB)


<特徴① ~北海道新幹線開通~>
■道内主要地域が低下の中、北斗市が上昇
都道府県の魅力度で北海道が8年連続で1位、市区町村では2013年以外は函館市または札幌市が1位となっているが、その1道2市の点数は低下し続けている。北海道は最も点数の高かった2011年の70.7点から2016年は54.2点と5年間で約15点低下。同様に函館市、札幌市もそれぞれ魅力度の最も高かった年の点数から10点以上低下している。北海道が他県に圧倒的な差をつける“独走状態”が続いていたが、他県との差が縮小しつつある。
他方、2016年3月に新青森駅・新函館北斗駅間で開業した北海道新幹線に関連して、区間のうち調査対象の青森市、北斗市、また駅名に表記されている函館市の情報接触度の順位が上昇した。
北斗市については、認知度においても点数・順位を上げている。「北斗市を知っている」と回答した割合が前年の23.0%から34.5%と大幅に増加しており、観光意欲度も前年の15.3点(同402位)から18.0点(同298位)に上昇。また、魅力度も2.7点(同625位)から5.0点(同423位)と点数・順位を上げている。
北海道新幹線開業に伴って情報接触度が上昇し、回答者の「来訪意向(観光意欲度)」や「地域そのものに対する評価(魅力度)」の向上につながったと思われる。
観光意欲度全体の傾向として、上位の点数が下がり、下位の点数は上昇傾向となっており、地域間の差が縮小傾向にある。

<特徴② ~熊本地震被災地~>
■情報接触が急伸も、観光意欲に差
2016年4月に発生した熊本地震に関連し、熊本県や大分県、各県内市の情報接触度が急伸した。熊本県は前年の35.9点(47都道府県中27位)から59.1点(同2位)に急伸。大分県は28.5点(同44位)から38.8点(同17位)と両県とも点数・順位を上げている。市町村では、南阿蘇村が前年の11.8点(1000市区町村中446位)から40.4点(同26位)と急上昇したのをはじめ、熊本県内では阿蘇市、熊本市、大分県内では由布市が点数・順位を上げている。
一方、魅力度は熊本県が前年17.8点(47都道府県中15位)から14.2点(同21位)に、また観光意欲度では前年38.4点(同14位)から32.9点(同18位)に点数と順位を低下させているが、大分県は魅力度が前年の14.0点(同32位)から16.5点(同15位)に、観光意欲度は前年33.9点から33.2点とほぼ横ばいも、順位は27位から16位に上昇しており、両県で差が出た。

<特徴③ ~伊勢志摩サミット~>
■サミット後の観光意欲度等で明暗
今年5月に実施された、「第42回先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)」に関連して、三重県および伊勢市、志摩市、鳥羽市の4地域で情報接触度がいずれも上昇した。しかし、三重県、志摩市、鳥羽市の3地域については魅力度で順位、点数がともに低下している。
観光意欲度では、伊勢市が2013年から継続して順位が上昇し、2006年の調査以来初めて上位10位以内に入った。一方、志摩市と三重県は今年、順位・点数ともに大幅に下げ、観光に「ぜひ行きたい」と回答した割合が減っている。

<特徴④ ~その他の結果~>
■石川県、金沢市の魅力度が過去最高
北陸新幹線開業から1年以上が経ち、前年大幅に上昇した反動で今年は情報接触度が低下したが、魅力度、観光意欲度ともに順位が上昇した。
石川県は魅力度で今年9位となり、初めて上位10位以内に入った。金沢市は前年の9位から今年は8位に上昇。いずれも調査開始以来最高位となった。また、金沢市の観光意欲度は3位へと大幅に上昇。これも過去最高位となった。

調査結果速報(PDFファイル)はこちらからダウンロードできます。
第11回地域ブランド調査2016ニュースリリース(PDF672KB)

<調査内容>
「地域ブランド調査2016」は、ブランド総合研究所が年1回実施している調査で、2006年にスタートし、今回が第11回目。調査対象は全790市(2016年4月末現在)と東京23区、および地域ブランドへの取り組みに熱心な187の町村を加えた計1000の市区町村、そして47都道府県です。各地域に対して魅力度など全77項目の設問を設け、地域のブランド力を、消費者が各地域に抱く「魅力」として数値化しました。

<調査概要>
・      調査方法         インターネット調査
・      回答者            20代~70代の消費者を男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収し、 日本の縮図になるように、年齢や地域人口の分布にあわせて再集計した
・      有効回収数      30,372人(1人の回答者は20の地域について回答。したがって、地域ごとの回答者数は平均で573人)
・      調査対象         全国1000の市区町村(全790市+東京23区+187町村)と47都道府県
・      調査時期         2016年6月24日~7月30日
・      調査項目          認知、魅力、情報接触、観光意欲、居住意欲、情報接触経路(「旅やグルメに関する番組」など14項目)、情報接触コンテンツ(「ご当地キャラクター」など9項目)、訪問経験(「行楽・観光のため」など16項目および訪問率)、地域資源評価(「街並みや魅力的な建造物がある」など16項目)、まちのイメージ(「歴史・文化のまち」など14項目およびイメージ想起率)、産品購入意欲、産品想起率(食品、非食品をそれぞれ自由記述)
…計77項目

調査結果速報(PDFファイル)はこちらからダウンロードできます。
第11回地域ブランド調査2016ニュースリリース(PDF672KB)

 

【関連ページ】

地域ブランド調査2016特設HPトップページはこちらから

同、ニュースリリースはこちらから

同、47都道府県ランキングデータはこちらから

同、上位100市区町村ランキングデータはこちらから

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<問合せ先(メディアおよび読者とも)>
株式会社ブランド総合研究所 (担当.安田)
Tel. 03-3539-3011(代)  Fax.03-3539-3013
E-mail:  survey2016@tiiki.jp



 



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