2016年10月21日、福岡県北九州市で「安全ベストを着て集まった最多人数」のギネス世界記録挑戦が行われました。この挑戦は、防犯パトロールの際に着用するベストを着た人の集合人数を競うもので、2,136人の新記録を達成しました。

北九州市では、長年にわたり市内各地で地域住民などによる防犯パトロールなどを実施する等、安心安全のまちづくりを進めてきました。平成26年には「北九州市安全・安心条例」を施行、同年からは年に一回、市内180箇所で同時に防犯パトロールを実施する「1万人の防犯パトロール大作戦」を展開。市民がボランティアで積極的に防犯活動に取り組んでいます。このたびの挑戦は、こうした活動に焦点を当て、安全・安心な都市としてのイメージアップを図るとともに、高齢化により担い手不足が危惧される防犯パトロール隊の参加者の拡大、モチベーションの高揚をも狙って企画されました。

これまでの世界記録は、2015年にイギリスで達成された1,543人。会場となった北九州市の西日本総合展示場にはそろいの青いベストを着た市民が集結しました。 ベストを着るだけの一見簡単そうに見える挑戦ですが、規定どおり着用できているか、ギネスワールドレコーズの公式認定員や監視員が一人ひとり確認したうえで、2,136人での記録達成がアナウンスされ見事世界一に。挑戦参加者は挑戦終了後、市内各地へ防犯パトロールに出発されました。

記録名：「Most people wearing high-visibility vests」（安全ベストを着て集まった最多人数）

記録：2,136人

認定日：2016年　10月21日

※紹介している記録は挑戦当時のものです。現在は記録が更新されている可能性があります。