地域団体商標
 
 

 

 

Google ホームへ

tiiki.jpを検索
ネット検索
 

このサイトは、BRI ブランド総合研究所が運営しています<会社情報> お問い合わせは専用フォームでお寄せください



■地域資源を活用した販路開拓事業で二次募集の34案件を発表

 中小企業庁は、地域資源を活用した商品・サービスの改良や販路開拓に意欲的に取り組む組合などを支援する「地域資源活用新事業展開支援事業費補助金(地域資源活用販路開拓等支援事業)」について、二次公募していたプロジェクト案件34件を公表した。

 「地域資源活用販路開拓等支援事業」は、地域に特色ある産業資源を活用した商品又はサービスの販路開拓に取り組む事業者を支援する補助事業。産地の技術、農林水産品、観光資源等、地域に特色のある資源を活用した商品、またはサービスの販路開拓を目的として事業者が行う市場調査、商品又はサービスの改良、展示会等の顧客獲得に関連する事業を対象に補助金を出す。

 今年7月23日から8月15日まで募集した二次公募では51件の申請があり、審査の結果、34件のプロジェクトが採択された。この補助制度は、今年度からスタートした「中小企業地域資源活用プログラム」における支援事業で、地域資源を活用した商品・サービスの開発・市場化を総合的に応援していく。

平成19年度「地域資源活用販路開拓等支援事業」(二次公募)採択案件一覧  

No.

都道府県名

事業実施者

事業概要

1

北海道

北海道機船漁業協同組合連合会

【北海道近海水産資源高度利用化販路開拓事業】

活用する地域資源 : 釧路近海のスケトウダラ  スケトウダラを活用し、フライ、竜田揚げ等の新商品を開発し、付加価値を高め、量販店のバイヤー対象の見本市である「スーパーマーケットトレードショー」に出展するとともに、Uコープ連合会議、(財)  北海道学校給食研究会にも参加しプロモーション活動を行い販路拡大を目指す。

2

北海道

旭川クラフト普及プロジェクト

【旭川クラフトの技術を活かした商品開発および販路開拓事業】

活用する地域資源 : 旭川クラフトおよび木製品家具  本年2月に出展して一定の成果を得た「東京ギフトショー」に本年度も継続出展し、旭川クラフトの新商品発表、新規販路開拓、市場調査等を行い、更なる販路拡大を目指す。

3

北海道

特定非営利活動法人きよさと観光協会

【地域資源(小麦、カラマツ等)を活用した特産品開発および販路開拓事業】

活用する地域資源 : 小麦、カラマツ等  小麦、カラマツを活用した新商品(パン、うどん、ガーデニングプランタ等)を開発し、地域ブランドとして確立し、首都圏等の展示会、物産展等に出展するほか、ホームページ等も利用し販路開拓を目指す。

4

北海道

オホーツク体験倶楽部

【紋別市の『ガリンコ号』等の知名度を活用した新たな体験観光事業プログラム】

活用する地域資源 : 紋別市の流氷観光『ガリンコ号』  紋別市の流氷観光『ガリンコ号』を活用し、産学官と連携しながら、体験観光メニュー、特産品開発等を行いパンフレット、インターネット等を利用して紹介するとともに、首都圏のアンテナショップ、旅行代理店に宣伝活動を行い販路拡大を目指す。

5

岩手県

いわて発・ユニバーサルデザインクラフト展実行委員会

【いわて発・ユニバーサルデザインクラフトの販路開拓事業】

活用する地域資源 : 南部鉄器、浄法寺塗、大野木工 南部鉄器や浄法寺塗、大野木工など岩手県の伝統工芸品等を、日常生活に密着した道具とすべく、「ユニバーサルデザイン(UD)  」の商品として開発した。それらを東京都等大都市圏において展示会を開催し、岩手県のUDクラフトについての認知度を図るとともに、需要拡大を目指す。

6

秋田県

秋田県酒造協同組合

【「美酒王国・秋田」の復活に向けた清酒のブランド化による販路開拓事業】

活用する地域資源 : 秋田清酒 室町時代から約400年の歴史があり、秋田流寒造り(低温長期醗酵法)によって「濃醇なめらかで香気がある」秋田清酒について、その特徴を最大限に活かした展示会を首都圏で開催し、新たな販路の拡大を目指す。

7

福島県

Hana Blomst

【会津漆器、有田磁器、小浜漆箸、八王子ネクタイの袴着淳一統一デザイン商品の展示会の開催】

活用する地域資源 : 会津漆器、有田磁器、小浜漆箸、八王子ネクタイ  会津漆器、有田磁器、小浜漆箸、八王子ネクタイ等地域の異なる地場産品について、日本を代表するデザイナーである袴着淳一氏により、統一コンセプト商品「HnanaBl omst」を開発し、海外展示会に出展し、販路拡大を図る。

8

福島県

会津青木木綿再生委員会

【会津青木木綿の再生とアジアンテイストな商品開発事業】

活用する地域資源 : 会津青木木綿 戦前に至るまでは作業着として利用されてきた会津青木木綿「青木縞」を、家庭や工場に残っている製造データをもとに地域資源として再生を図る。またアジアンテイストな傾向にコンセプトを絞りポーチや小物入れの試作開発及び評価を実施する。伝統木綿=高齢者という固定観念を打破し、若者がカルチャー感覚で楽しめる身近で高級なアイテムとしてのブランド化を狙う。

9

茨城県

日立チャチャルガン商品開発グループ

【機能性に優れ利用価値の高いチャチャルガン果実を利用した加工品の開発】

活用する地域資源 : チャチャルガンの加工食品 チャチャルガン果実を利用したジャム・ゼリーといった加工品を開発し、展示会で紹介する。チャチャルガンとその商品についての知名度を高め、チャチャルガンの加工商品に係る事業展開の推進を図る。

10

群馬県

昭和村蒟蒻芋販売実行委員会

【昭和村蒟蒻芋の販売拡大による地域の活性化事業】

活用する地域資源 : 昭和村蒟蒻芋 液状蒟蒻をカレー、スープ等の食品にブレンドする可能性を探るための市場調査を実施する。マーケット調査に基づく商品試作、ブランド化戦略を組み合わせて販路の拡大を目指す。

11

埼玉県

岩槻人形協同組合

【岩槻人形をテーマに新規顧客の獲得(販路の拡大)】

活用する地域資源 : 岩槻人形 「全国伝統的工芸品センター特別展示会」へ出展し、地域外の消費者等に「岩槻人形」を広くアピールする。展示会来場者へアンケート調査を行い、ニーズの掘り起こし、人形のデザイン・流行等の市場動向を把握し、その後の販路拡大につなげる。

12

埼玉県

お菓子な郷推進協議会

【秩父産カエデの樹液を用いたお菓子の販路拡大計画】

活用する地域資源 : 秩父産カエデの樹液 秩父産カエデ糖を用いて創出した菓子を世界食品最高峰といわれるモンドセレクションにエントリーさせるほか、埼玉県で開催される「彩の国ビジネスアリーナ」へ出展し、菓子の販路開拓を行う。

13

埼玉県

地元産木材利用開拓プロジェクト

【地元産杉・檜材を使ったセルフビルド小屋を活用した地域の活性化】

活用する地域資源 : 地元産の杉・檜材とそれを加工し利用する技術 地元産杉・檜材を使ったセルフビルド小屋(3坪の小屋)商品の改良を行う。改良にあたっては、デザイナー、製造メーカー、販売者等が一体となって消費者のニーズを製品にフィードバックできるシステムをとり、初めての消費者でも手軽に取り組める工夫をする等完成度の高い製品開発を目指す。

14

新潟県

日本金属洋食器工業組合

【金属洋食器等の新規販路開拓を前提としたロシア市場への展示商談会及び商社輸入業者への訪問求評会】

活用する地域資源 : 金属洋食器 金属洋食器等の新規販路開拓をを行うべく、ロシア市場への展示商談会を実施し、新商品の機能や加工技術をアピールして新規顧客の発掘及び商談成立を目指す。

15

山梨県

財団法人キープ協会

【北杜市長期滞在型新旅行商品「ビジネス・リトリート」開発および販路拡大モニター募集】

活用する地域資源 : 北杜市清里高原等高原・山岳地域の自然・温泉、清里の開拓の歴史的建造物 北杜市の地域資源を活用し、北杜市における新たな観光・旅行形態を調査研究を経て企画・開発する。特に、近年の若年層・中年層のうち病の増加等の社会問題に対して、企業のメンタルヘルス対策に寄与できる「ビジネス・リトリート」を開発・提案し、その効果・効用を販路拡大も兼ねたモニタリングによって実証する。

16

静岡県

静岡県こだわりの味協同組合

【安倍川餅並びに静岡の伝統的佃煮の商品開発と販路開拓】

活用する地域資源 : 安倍川餅、伝統的な鰹・鮪の佃煮 安倍川餅、鰹・鮪の佃煮の商品開発と販路開拓を行う。展示会に出展し、商品の求評を行い、商品改善に活かすほか、料理教室を開催し、商品の紹介、試食を行い、認知度向上を図る。

17

静岡県

蒲原桜えび振興会

【桜えびなど駿河湾素材を活用した外食・中食産業向け商品の開発及びパッケージデザイン等の研究並びに展示会への出展】

活用する地域資源 : 桜えび 個別凍結技術を活用した鮮度の高い2次加工食品を展示会に出品し、PR、求評活動を行う。また、業務用や家庭用など最終ユーザーの状況に応じたパッケージやネーミング開発を行い、顧客発掘を促進する。

18

静岡県

静岡特殊合板高付加価値化研究会

【高級天然木突板材データを活用した意匠性の高い壁面材開発及び展示会出展】

活用する地域資源 : 天然木突板加工品 住宅内装材等に使われる高級天然木突板加工品の商品改良を行う。建材・ハウスメーカーが集まる展示会に出展し、商談によるアンケートや求評活動により、市場動向を把握、顧客確保を実現する。

19

愛知県

常滑陶磁器卸商業協同組合

【「常滑焼花器」展示会開催及び出展事業】

活用する地域資源 : 常滑焼 常滑焼の中でも花器にターゲットを絞って販路開拓を図るため、常滑焼の強みである手作り感のあるデザイン花器を主とした展示会を開催し、また、陶磁器関連の展示会に出展する。これらの展示会を通じて、一般消費者、専門業者、バイヤー向けアンケート調査を行い、花器市場の動向把握や新規顧客の発掘につなげていく。

20

愛知県

愛知県絞工業組合

【有松鳴海絞によるクールビズ・メンズシャツの試作及び販路開拓事業】

活用する地域資源 : 有松鳴海絞 和装を中心とした伝統的工芸品である有松鳴海絞の技術を活用してデザイン性に優れたクールビズ用のメンズシャツを開発し、名古屋市内や産地にて展示会を開催することにより販路開拓を図る。課題であったデザイン性の向上を図るため外部のデザイナーと連携し市場に受け入れられる商品開発を目指す。

21

岐阜県

協同組合ビーサイド

【「美濃焼」オリジナルブランド商品展示会出展事業】

活用する地域資源 : 美濃焼 昨年度好評だった女性の感性を生かした「美濃焼」オリジナルブランド商品提案に加え、現代の健康への関心の高さから食育をテーマにとりあげ、その食事スタイルにマッチするような商品提案も併せて、国内最大級の展示会で行う。展示会を通じて、オリジナルブランド商品のPRを行うとともに、バイヤー、小売事業者向けのアンケート調査を実施し、市場の動向把握や新規顧客の発掘を図る。

22

岐阜県

笠原町美濃焼振興協議会

【「美濃焼タイル」展示会出展事業】

活用する地域資源 : 美濃焼 美濃焼タイルの製造業者と販売業者が一体となって、大消費地における展示会に出展する。展示会では、美濃焼タイルの特徴を情報発信できるような展示を行うとともに、来場者アンケート調査を実施して市場の動向把握や新規顧客の発掘を図る。

23

三重県

伊勢形紙協同組合

【「伊勢形紙あかり」商品改良及び展示会開催事業】

活用する地域資源 : 伊勢形紙 これまで産学官連携推進事業として進めてきた伊勢形紙と発光ダイオードの組み合わせによる伊勢形紙あかりについて、現代の生活様式にマッチするように商品改良を行う。また、改良した伊勢形紙あかりを主とした展示会を都市圏において開催することで、顧客ニーズを把握するとともに新たな販路開拓を図っていく。

24

石川県

九谷焼中国展開グループ

【「九谷焼」商品改良及び海外展示会出展事業】

活用する地域資源 : 九谷焼 経済の発展とともに陶磁器市場も伸びている中国をターゲットとした九谷焼商品の改良を行い、当該商品を中国国内で開催される陶磁器展示会に出展する。展示会では九谷焼ブランドの浸透や販路開拓を図るだけでなく、中国で求められる商品デザインや形状等を把握し今後の商品改良に反映させていく。

25

京都府

  財)  京都産業21

【伝統工芸関連異業種交流会Kyoohoo?ドイツambiente  国際消費財専門見本市)への展示会出展事業】

活用する地域資源 : 京漆器、京人形、京友禅 京漆器、京人形、京友禅がもつそれぞれの特性を活かしたコラボレート商品を開発し、ドイツ・フランクフルトで開催される見本市へ出展し、ヨーロッパ市場の反応を感じるとともに、世界中から訪れるバイヤーへ京都地域資源商品・京都ブランドを広くアピールし、京都地域の振興に寄与する。

26

和歌山県

協同組合ラテスト

【火付きの早い押出し成型備長炭の開発と販売】

活用する地域資源 : 紀州備長炭 粉末の備長炭を使用し、配膳用燃料として火付きの早い押出し成型備長炭を開発し、主に高級感のあるホテル、旅館をターゲットとすべく、食関連の展示会、第36回ホテレスジャパン展示会に出展する。

27

京都府

丹後織物工業組合

【「丹後-RED-BACK ATTACK]開催事業】

活用する地域資源 : 丹後ちりめん 消費者を対象に、トレサビリティーが確保できるなど信頼性の高い商品を白生地、染色物、最終製品と段階的に展示する「丹後-RED-BACK ATTACK]を東京で開催し、「丹後ちりめん」の魅力をアピールするとともに、販路拡大を図る。

28

徳島県

県南光ケーブル協同組合

LEDを使用した省エネ・低コスト、小型一体型防犯用照明器具の開発と販路開拓事業】

活用する地域資源 : 白色LED等のLED 徳島県が世界一の生産量を誇るLEDを活用した防犯用照明器具の開発を行い、古庄商店街(阿南市羽ノ浦町)周辺エリアにおいて実用形式での街頭展示会を実施する。展示事業により開発製品の性能等に関する認知度を向上させるとともに、環境に配慮した機能等をPRし、需要開拓及び販路拡大に取り組む。

29

愛媛県

有限責任事業組合オゾン漂白協会

【セルロース繊維におけるオゾン漂白加工技術の展示会出展事業】

活用する地域資源 : タオル加工技術 オゾン漂白加工技術は繊維業界の新たな環境対策であるとともに、環境への関心が高まる現代において環境配慮型の新たな付加価値として、タオルをはじめとする繊維製品の業界にPRするとともに新たな販路を開拓する。関係業界や消費者に認知され普及するために、オゾン漂白技術及びオゾン漂白加工を施したタオル製品等を展示会において紹介し、新規需要の喚起を行う。

30

福岡県

協同組合大川家具工業会

【大川家具 新春展】

活用する地域資源 : 大川家具 国内家具生産地展として最大規模の「大川家具 新春展」を大川市で開催し、販路拡大を図る。

31

佐賀県

高感度スタイリング陶磁器商品開発グループ

【有田焼による高感度スタイリング陶磁器商品の開発と販路開拓】

活用する地域資源 : 有田焼デザイン性だけではなく、機能性(使いやすい形状で遠赤外線効果を利用したもの)を兼ね備えた試作品を展示会に出展し、広くPRを行い販路拡大を目指す。

32

大分県

大分県食品産業協議会

【大分県内農産物を主原料としたこだわりの漬物、調味料等の「第3回こだわりフェア」への出展】

活用する地域資源 : カボス、大豆、小麦、柚子、梅、高菜、漬物製造技術 複数の中小企業が集まり大規模展示会である「こだわり食品フェア」に出展し、「大分県」の地域資源をアピールすることで相乗効果が期待できる。地域資源を活用した特産品として、醤油、カボス果汁調味料、柚子こしょう、高菜漬、吉四六漬などを出展する。

33

福岡県

博多きものパスポート実行委員会

【「博多きものパスポート」〜秋の博多を博多織が彩る!〜】

活用する地域資源 : 博多織 近年の着物離れと博多織のプロモーション力の弱さから、地元博多での博多織の認知度は著しく落ちている状況にある。このため、博多地域において10 月〜11 月の一番着物が似合うシーズンを中心に、「博多きものパスポート」を発行し、各種イベント(着物パーティー、着物ショー、灯明献上道中)と連動させることにより、博多を代表する秋のイベントを創出しようとするもので着物姿で街をいっぱいにし、博多織に対する意識向上、販路開拓を図る。

34

沖縄県

ゆめ島共同事業体

【黒ウコン泡盛リキュールの開発と販路開拓事業】

活用する地域資源 : 黒ウコン とかしき振興会では、これまでに黒米リキュール、黒米、黒米茶等の地域特産品製造・販売を行い、渡嘉敷村の地域振興に尽力している。本事業では、渡嘉敷村で特産化(地域資源化)を考えている『黒ウコン』を活用したリキュール等の試作品開発、市場性を見極めるための展示会への出展及び市場調査を実施し、今後の商品開発や販路展開方策等の検討を行う。

 

関連情報:
平成19年度「地域資源活用新事業展開支援事業費補助金(地域資源活用販路開拓等支援事業)」(二次公募)採択プロジェクト決定について http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/chiiki/070921chiki_hojosaitaku.htm

2007年9月24日




 


Copyright (C) 2006-2011 Brand Research Institute, Inc.