■スペシャル・レポート「地域食とものづくり総合展2010」
初日 地域活性化の切り札として期待と関心を集める(12月9日)
バックナンバー: 「地域食とものづくり総合展2009」のレポート
(2009年12月12日)
■最も魅力的な市区町村に札幌市が返り咲き!
「地域ブランド調査2010」の結果発表
ブランド総合研究所は、国内1000の市区町村及び47都道府県を対象に、認知度や魅力度、イメージなど全63項目からなる 「地域ブランド調査」を実施、全国で最も魅力的な街に昨年2位だった札幌市が返り咲き、都道府県では北海道が2年連続1位だった。(9月8日)≫≫続きを読む
■農商工連携逸品会[農商工連携の“宝さがし”in北海道」(3月20日)
■食の発掘商談会「農商工連携の宝さがしin香川」レポート(2月11日)
■Vol.18 豪雨の名古屋で垣間見た、一流ホテルのプロ意識
日本中を襲っている豪雨。実は私もその豪雨の真っ最中に名古屋にいて大変な経験をしました。つまり冠水した名古屋駅前を、腰まで水に浸かりながら1時間もかけて歩いて(泳いで?)ホテルにたどり着いたのですが、なんとそのホテルが水没(!)しているのです。
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■Vol.17 夏の日の怖いECサイトの大事件!
〜企業イメージをどん底に陥れる致命的な4つの失態〜
夏休み中の8月8日に某大手ECサイトでとんでもない事件が起きました。なんと野菜ジュース930g入りのものが、12本で284円(!)で販売されてしまったのです。 ≫≫続きを読む
■Vol.16 地域ブランド調査スタート!
〜調査結果の活用するポイントは?〜
今年も恒例の「地域ブランド調査」が始まりました。これは全国1000の市区町村に対して、消費者3万人が徹底的に評価をする調査。地域ブランドの調査として日本で唯一の大規模調査で、今年が3回目です。
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■Vol.15 認定制度は売り上げに直結するか?
〜やらまいか浜松にみる認定制度のあり方を考える〜
先週は浜松に行ってきました。浜松地域ブランド創出特別委員会による「やらまいか浜松」の認定者連絡会でした。この認定には現在三ケ日みかんなどの自然産物や、うなぎパイなどの銘菓、浜松凧などの伝統工芸など計69品目が認定されています。
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■Vol.14 「わが町 かながわ 小旅行」に参加して
三連休のちょうど真ん中の日、横浜市神奈川区の商工会議所等が行っている「わが町 かながわ 小旅行」に参加しました。これはボランティアのガイドの方々の案内を聞きながら「わが町 かながわ 50選」の散歩道を歩くものです。
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■Vol.13 認知度とブランドを履き違えるな!
「××県と××市は認知度が低い。この認知度を高めるためにブランド戦略を行いたいので、アドバイスをして欲しい」―― 先日、某自治体のブランド戦略室の担当者がこんな相談を投げかけました。しかし、認知度を高めることとブランド戦略とは、そもそも全く異なっています。 ≫≫続きを読む
■Vol.12 熱気に満ちた「農商工連携フォーラム」の参加報告
先週の7月3日は東京国際フォーラムで開催された「農商工連携フォーラム」にコメンテーターとして参加しました。このフォーラム、定員は500名であるにもかかわらず、なんと倍率は2.5倍というすごい人気。私の知り合いも申し込んだのですが、抽選からはずれてしまったそうです。 ≫≫続きを読む
■Vol.11 ビールとラーメンに衝撃!
農商工連携について語るフォーラムの前情報(こそっ)
いま、「農商工」をテーマにしたものが大流行です。
経済産業省と農水省が中心となって、今年の地域活性化の中心テーマとして取り組んでいるからです。これから「農商工」をキーワードにしたセミナーや支援策が続々と登場してくるものと思われます。
その手はじめとして今週の3日(木)に東京・有楽町の国際フォーラムで開かれるのが「農商工連携フォーラム」で、どうも凄い人気で定員500名のところ応募者が多くて抽選にもれてしまって参加できない人もかなりいるそうです。≫≫続きを読む
■Vol.10 中国で申請される地域名や地域産品の商標の横取り問題
いま、地域名や地域産品の商標が中国で申請される(いわゆる横取り)問題が大きくクローズアップされています。ジェトロの調べによると、すでに出願登録されている府県は、青森、秋田、福島、長野、群馬、千葉、愛知、岐阜、三重、富山、石川、福井、京都、和歌山、山口、高知、徳島、愛媛、熊本、の19府県。また、出願中なのは静岡、奈良、香川、広島、福岡、佐賀、宮崎、鹿児島の8県。合計で47都道府県中半数を超える27府県で登録および申請されていることがわかりました。 ≫≫続きを読む
■Vol.9 地域ブランド・ブログの作り方
地域ブランドに携わっている方や企業がブログを書くケースが増えて
きているようです。消費者や見る側にとっては、その商品を作ったひ
との顔やこだわりが見えることと、その地域での取り組みが見えるので、
読んでいるうちに愛着がわくという効果があります。しかし、続ける
にはさまざまな悩みや課題があります。≫≫続きを読む
■Vol.8 ご当地ヒーローの効果
山形商工会議所が名物イベント「日本一の芋煮会フェスティバル」で「大鍋宣隊イモニレンジャー」をデビューさせたという記事が掲載されました。(「山形商工会議所、「大鍋宣隊芋煮レンジャー」のサイト開設」を参照)
こうしたご当地ヒーロー(ローカルヒーロー)を活用した地域活性化の取り組みが最近急増しているようです。≫≫続きを読む
■Vol.7 観光地域経営フォーラムが始動
〜着地主導型の新たなビジネスモデルを検討・事業化へ〜
「観光地域経営フォーラム」の第1回地域ビジネスモデル推進部会に参加してきました。このフォーラムは、地域の資産・文化に着目した新たな観光(ニュー・ツーリズム)に着目し、地域経済の活性化と雇用創出につながるような「観光ビジネスモデル」の研究と開発、そして事業化などを目指すものです。≫≫続きを読む
■Vol.6 自販機より心のこもったサービスを
先日、ある九州の観光地に行ったときの話です。セミナーのあと、いつものように飛行機や電車の出発時間までの合間(弊社の某社員はこれを「隙間」と呼び、ここに仕事とかミーティングを入れようと画策することがあります)を使って、町の中を歩いて散策していました。荷物をホテルに預け、地図と旅行案内のパンフレットなど片手に(ポケットには万歩計を入れて)、商店街や店舗、歴史的建造物などを猛スピードで見て回るのです。 ≫≫続きを読む
■Vol.5 中国大震災とリブランディング
いま、長崎に来ています。
台風一過ですごくいい天気ですが、その台風は東の方に進んでいて、東京近辺はすごい状態のようです。しかしそんな台風とは比較にならないのが中国大震災。
発生から一週間が過ぎましたが、被害者の数は増える一方。最初からとんでもない状態であることが予測されながら、聖火リレーを行う理由がわかりません(哀悼日からの3日間は中断しているようですが)。それともここまでの被害を予想しなかったということなのでしょうか? ≫≫続きを読む
■Vol.4 水道完備の屋台・久留米はB−1の舞台に!
5月2日に久留米市に「地域ブランド調査2007から見た久留米市の現状と課題」というタイトルで講演をしました。
講演には江藤守國市長、楢原利則副市長をはじめ約200人もの方にお集まりいただきました。久留米市は福岡市、北九州市に次いで福岡県で3番目に大きな市で、今年4月に中核市に移行しました。しかし、その規模の割には市のブランドイメージが高くないのが現状なのです。
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■Vol.3 知財功労賞の受賞報告。地域ブランドは有力な知的財産
平成20年度の「知財功労賞」として4月18日に経済産業大臣表彰を受賞させていただきました。受賞の理由として挙げていただいたのは「地域ブランド」です。つまり、今回の受賞は「地域ブランド」が特許や意匠などと同じように、地域固有の「知的財産」として非常に重要であると認められたことになります。その意味で今回の受賞はいま地域ブランドに取り組む行政や地域の事業者の方々にとって、非常に意味があるのではないでしょうか。 ≫≫続きを読む
■Vol.2 永平寺が九頭竜川に「川の駅」構想
〜一過性のイベントから定常的な魅力作りへ〜
福井県の永平寺町に1年ぶりに訪問して地域資源を活用した地域活性化についての講演をしてきました。永平寺は屈指の観光地である大本山永平寺を有してはいますが、観光客、参拝客は年々減少しており、今では年間約60万人
とピーク時の半分にまで落ち込んでしまっています。 そこで町中を流れる九頭竜川に「川の駅」をつくり、商品と食などを融合した体験型観光を作り出そうという取り組みを始めたのです。 ≫≫続きを読む
■Vol.1 平成20年度のブランド戦略の動向
新しい年度が始まりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。これから毎週、地域や企業でのブランド戦略に関するテーマでの連載コラムを掲載することにしました。ぜひご期待ください。今回は最初ということで平成20年度のブランド戦略の動向の予測をまとめてみました。
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地域のお宝ブランド発掘! Brand List No.13 『上庄里芋』
■粘り気が強い、煮崩れ知らず 奥越の自然が育む里芋の最高峰
福井県の内陸寄りの「奥越」と呼ばれる一帯で、全国的にも有名な里芋が作られている。その名も「上庄里芋」。年間収穫量は約600トンで、量からいえば名産地である宮崎県や千葉県に遠く及ばない。しかし、テレビの料理番組で紹介されるなど、知名度は抜群。その理由は、他の地域には見られない「食感」に隠されているようである。
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地域のお宝ブランド発掘! Brand List No.12 『明方ハム』
■無加水・長期熟成により旨味が凝縮 昔懐かしい味の“幻のハム”
プレスハムという呼び名を耳にしたことがあるだろうか。その昔懐かしいハムを、岐阜県中央部の郡上市八幡町にある「JAめぐみの」では製造している。商品名は「明方ハム」という。1953年の創業時の製法を頑なに守り、レトロな昭和の味を今に伝えているのだ。
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地域のお宝ブランド発掘! Brand List No.11 『紀州南高 完熟梅酒 樽』
■完熟・南高梅を洋酒用オーク樽で漬け込んだ、熟成香漂うフルーティーな梅酒
木目調で重厚なつくりの箱を開けると、そこには堂々たる風格のボトルが鎮座していた。高級感が漂うラベルには「紀州南高 完熟梅酒 樽」の文字が躍る。
梅酒の色味は深みのある茶褐色。これが梅酒とは思えない。まるで高級ブランデーのような風合いだ。
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地域のお宝ブランド発掘! Brand List No.10 『プレノアール姫田黒鶏』
■肉質が違う、旨味が違う 舌が驚き、喜ぶフランス生まれの極上地鶏
「プレノアール姫田黒鶏 燻製」は、例えるならば“貴婦人の装い”である。表面はほんのりと桃色を帯びた透明感のある色合い。まるで鶏肉の刺身のようにしっとりと艶やかな光を放っている。いわゆるBBQの定番の燻製とは一線を画す、なんとも上品な面持ちである。 ≫≫続きを読む
地域のお宝ブランド発掘! Brand List No.9 『おつけもの食堂』
■出自は無名の村ながらの知名度抜群 話題の漬物定食屋に迫る!
北海道余市郡赤井川村。北海道南西部に位置し、札幌や小樽などは目と鼻の先。四方を山々に囲まれたカルデラ状の自然豊かな地形が特徴だ。冬は雪深くなる寒村。夏は昼夜の温度差が激しく、果菜類の栽培に非常に適している土地柄である。
その全国的にはさほど知名度が高くない村で今話題を呼んでいる定食屋がある。それが、本来は定食の脇役である「漬物」を“メインディッシュ”として提供する「おつけもの食堂」なのである。 ≫≫続きを読む