■魅力度ランキング | ||||
全国順位 | 順位 | 市名 | 道府県 | 魅力度 |
全国平均 | 7.6 | |||
対象市平均 | 4.7 | |||
21 | 1 | 宮古島市 | 沖縄 | 34.3 |
28 | 2 | 奄美市 | 鹿児島 | 30.8 |
39 | 3 | 安曇野市 | 長野 | 26.6 |
47 | 4 | 伊豆市 | 静岡 | 25.3 |
53 | 5 | 飛騨市 | 岐阜 | 24.2 |
70 | 6 | 四万十市 | 高知 | 21.8 |
78 | 7 | 那須塩原市 | 栃木 | 20.2 |
84 | 8 | 由布市 | 大分 | 19.2 |
90 | 9 | 魚沼市 | 新潟 | 17.9 |
94 | 10 | 南アルプス市 | 山梨 | 17.6 |
107 | 11 | 雲仙市 | 長崎 | 16.2 |
124 | 12 | 佐渡市 | 新潟 | 14.7 |
131 | 13 | さぬき市 | 香川 | 13.9 |
139 | 14 | さいたま市 | 埼玉 | 13.2 |
146 | 15 | つくばみらい市 | 茨城 | 12.8 |
158 | 16 | 壱岐市 | 長崎 | 11.8 |
161 | 17 | 南房総市 | 千葉 | 11.6 |
175 | 18 | 瀬戸内市 | 岡山 | 10.7 |
189 | 19 | 郡上市 | 岐阜 | 10.0 |
197 | 20 | 丹波市 | 兵庫 | 9.4 |
2001年以降に市町村が合併した、いわゆる「平成の大合併」で誕生した新市の中で、旧自治体の名称を引き継がずに新しくなった市は全国で123ある(漢字から平仮名になったというように、表記が変わった市を含む。ブランド総合研究所調べ)。 そこで、地域ブランド調査[市版]の結果から、こうした新しい名称の市が、消費者からどのように評価をされているかを分析してみた。
合併により新たに誕生した新市のうち、最も消費者から魅力的であると思われている市は宮古島市(沖縄県)となった。全国779市の魅力度ランキングでも21位と高い評価を得ている。
同市は2005年10月に平良市と宮古郡伊良部町、上野村、城辺町、下地町の5市町村が対等合併して誕生した。同地域では2001年より合併に向けての協議が進められていたが、新市名として「宮古市」「琉宮市」などの中から新市名を問う住民アンケートなどにより「宮古島市」に決定したという経緯がある。
2位は奄美市(鹿児島県)で2006年3月に名瀬市と住用村、笠利町が合併して誕生した。同市の場合は宮古島市と同様に島名を採用したケースだが、島名の「奄美大島」と、「奄美群島」の両方を連想できることが、高い魅力(全国で28位)につながっている。
3位は安曇野市(長野県)。同市は2005年10月に南安曇郡豊科町、穂高町、三郷村、堀金村、東筑摩郡明科町が合併して誕生。「安曇野」は松本市や大町市、池田町などを含む広域名称。同地域の高いイメージを連想できるため、長野県では長野市や松本市を上回り、県下で最も高い評価となった(全国では39位)。
県庁所在地として唯一合併で市名が変更となったさいたま市(埼玉県)は、認知度と情報接触度で119市中で最も高くなった(全国では認知度が38位、情報接触度は21位)が、魅力度では14位(全国で139位)と両指標に比べるとやや低い結果となった。
コシヒカリが評価の高い魚沼市(新潟県)は、認知度で2位(全国で108位)、情報接触度で3位(同77位)、魅力度で9位(同90位)となった。
2006年10月16日
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