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BRIレポート
地域ブランド調査2006[市版]  結果分析 第2回
合併により新しい名前になった市についての考察

 

<1ページより続く>

 次に、新市をその名称の由来をもとに大別してみた。つまり、

(1)これまで使われてきた郡の名称など広域圏を指すもの
  (魚沼市、郡上市など37市)
(2)山や川、島といった自然資源からとったもの
  (奄美市、白山市、四万十市など27市)
(3)歴史上使用されてきた旧国名などの名称
  (飛騨市、丹波市、越前市など21市)
(4)ひらがなやカタカナによる名称
  (つくばみらい市や南アルプス市など21市。その由来には言及しない)
(5)合併した旧自治体の名称を合成した造語
  (小美玉市、福津市など8市)
(6)市の地理的要因などをもとに新たに作られたもの
  (1〜5までのどれにも属さないもの含む9市。中央市、四国中央市など)

の6つだ。ただし新市の名称には上記の由来を複数兼ね備えているケースもあるが、最も主と思われるものだけに属するようにしてある。

 その結果、もっとも多かったのは広域圏を表すもので37市。また、山や川、島などの自然資源に由来するものが27市、旧国(藩)名などが21市となった。この3つの合計は85市で、新名称の市の3つに2つを占めている。これらは、従来からその地域をあらわす名称として用いられていたものであるため、いわゆる地域のブランドイメージは大きくは変わらない。そのため、住民からの支持も比較的得られやすかったと思われる。

 一方、新たな名称を採用した市のうち、半数を超える21市はひらがなやカタカナとなっている。その名称の由来は1〜3のいずれかであるケースが大半だが、表記上の特徴が強いため、ここでは別個に集計した。ちなみにカタカナで表記されているのは南アルプス市だけ、方角などの漢字とひらがなの組み合わせはいちき串木野市、ふじみ野市、南あわじ市、南さつま市、東かがわ市の計5市だった。

 また、合併した旧市名の組み合わせなどによるものが8市、そしてこれら以外の由来によるものは9市あった。

 

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2006年10月28日

 


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