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これらの市名の由来による評価の違いをそれぞれに分類された市の各指標の平均で比較してみた(表参照)。すると、認知度、魅力度、情報接触殿いずれも6つの分類の中で最も評価が高くなったのは自然資源名の市(27市平均)となった。
旧国名を採用した市(21市平均)は認知度および魅力度で自然資源名に次いで2番目に高かった。ひらがな名(カタカナ1市を含む21市平均)は情報接触度では自然資源名に次いで2番目に高かったが、魅力度は自然資源名や旧国名より評価が低く、「わかりやすいが魅力は伝わりにくい」という表音文字の特徴が現れている。
なお、広域の地名(37市平均)、合成名(8市平均)、その他の名(9市平均)はいずれも認知度、魅力度、情報接触度ともにかなり低い結果になった。
しかし、新市名となった123市の平均での認知度は12.0で、これは全国779市の平均23.0より大幅に下回っている。また魅力度は4.7で全国平均の7.6より、情報接触の7.1は同13.4よりいずれの大幅に下回っている。これは各市がまだ合併して日が浅く、名称やイメージが一般消費者に浸透していないことを物語っている。
言い換えれば、現在の評価は、市の名前に由来した地域資源などを通して消費者が市に対して抱いている「期待」であるとも言うこともできる。これらの期待をいかに活用するか、あるいはいかにしてその期待をさらに高めていくかが、各市の地域ブランド戦略として重要だろう。
2006年10月28日 |
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