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■最も「魅力的な市」の第1位は札幌市、地域ブランド調査で判明
  「訪れたい」札幌市/「住みたい」横浜市/「環境にやさしい」富良野市
 
●市の魅力度ランキング(1〜20位) 
順位 市名 県名 点数
1 札幌市 北海道 60.5
2 神戸市 兵庫 58.0
3 函館市 北海道 57.6
3 横浜市 神奈川 57.6
5 京都市 京都 56.3
6 富良野市 北海道 55.4
7 小樽市 北海道 54.6
8 鎌倉市 神奈川 53.3
9 那覇市 沖縄 48.0
10 沖縄市 沖縄 45.0
11 長崎市 長崎 44.2
12 金沢市 石川 42.3
13 別府市 大分 40.7
14 福岡市 福岡 38.5
15 大阪市 大阪 38.1
16 仙台市 宮城 37.6
17 奈良市 奈良 37.3
18 旭川市 北海道 35.9
19 倉敷市 岡山 35.4
20 登別市 北海道 34.7
 全国で最も魅力的な市は札幌市であることが、ブランド総合研究所が8月に実施した「地域ブランド調査2006市版」で判明した。2位は神戸市、3位は函館市と横浜市、5位は京都市となり、有力な都市のブランド化が進んでいることが見てとれる。

 「地域ブランド調査2006市版」は国内全779市を対象に、各市のブランド力を“見える化”し、地域ブランド戦略の指標として活用できるようにすることを目的とした調査で、ブランド総合研究所が今年はじめて実施したもの。

 1位となった札幌市は「とても魅力的」と答えた人が34.5%、「やや魅力的」が52.1%と8割を超える人が魅力を感じていて、「あまり魅力的ではない」は1.0%、「全く魅力的でない」は0.6%と否定的な意見の人はほとんどいなかった。

 5位の京都市は「とても魅力的」が38.3%と779市の中でもっとも多かった半面、「あまり魅力的でない」と「全く魅力的でない」という回答がいずれも3.8%と否定的な意見が札幌市より多かったため、ランクを落とした。

 都道府県別で調査結果をみると、北海道の自治体が10位内に札幌市(1位)、函館市(3位)、富良野市(6位)、小樽市4(7位)の4市がランクインしたほか、旭川市(18位)、登別市(20位)、帯広市(25位)、釧路市(29位)など 道内の他市も高い評価を得ており、「北海道」ブランドの強さを感じさせる。 また沖縄県も、那覇市(9位)、沖縄市(10位)、宮古島市(21位)、石垣市(24位)などが高い評価を得ていて、日本の北端および南端の自治体に魅力を感じる人が多いことがわかる。

●市の魅力度ランキング(21100位)
順位 市名 県名   順位 市名 県名   順位 市名 県名
21 宮古島市 沖縄   51 室蘭市 北海道   80 御殿場市 静岡
22 名古屋市 愛知   51 盛岡市 岩手   82 松山市 愛媛
23 尾道市 広島   53 静岡市 静岡   83 北九州市 福岡
24 石垣市 沖縄   53 飛騨市 岐阜   84 由布市 大分
25 帯広市 北海道   55 阿蘇市 熊本   85 諏訪市 長野
26 熱海市 静岡   56 会津若松市 福島   86 つくば市 茨城
27 浦安市 千葉   56 下呂市 岐阜   86 土佐市 高知
28 奄美市 鹿児島   58 芦屋市 兵庫   88 甲府市 山梨
29 釧路市 北海道   59 伊勢市 三重   89 松阪市 三重
30 萩市 山口   59 下関市 山口   90 魚沼市 新潟
31 逗子市 神奈川   59 浜松市 静岡   91 気仙沼市 宮城
31 日光市 栃木   62 伊東市 静岡   91 堺市 大阪
33 千歳市 北海道   63 名護市 沖縄   93 松江市 島根
34 横須賀市 神奈川   64 苫小牧市 北海道   94 南アルプス市 山梨
35 石狩市 北海道   65 輪島市 石川   94 湯沢市 秋田
35 高山市 岐阜   66 網走市 北海道   96 焼津市 静岡
37 稚内市 北海道   66 十和田市 青森   97 遠野市 岩手
38 太宰府市 福岡   68 鹿児島市 鹿児島   98 小田原市 神奈川
39 安曇野市 長野   68 高知市 高知   98 調布市 東京
40 姫路市 兵庫   70 四万十市 高知   100 秋田市 秋田
41 出雲市 島根   71 指宿市 鹿児島   100 草津市 滋賀
42 青森市 青森   72 根室市 北海道   100 米沢市 山形
42 松本市 長野   73 鈴鹿市 三重        
44 宝塚市 兵庫   74 宮崎市 宮崎        
44 広島市 広島   75 天草市 熊本        
46 長野市 長野   75 岡山市 岡山        
47 伊豆市 静岡   77 伊万里市 佐賀        
48 茅ヶ崎市 神奈川   78 那須塩原市 栃木        
49 熊本市 熊本   79 高松市 香川        
49 弘前市 青森   80 喜多方市 福島        
 政治・経済面で優位に立つ県庁所在地は、26都道府県では同じ都道府県内の他市よりも魅力度が高いと評価された。ただ、20県では県庁所在以外の市が、県庁所在地よりも上位にランキングされるという逆転現象が起きた(東京都を除く)。

 具体的には、観光地がトップになった大分県(別府市)、福島県(会津若松市)、栃木県(日光市)、千葉県(浦安市)、岐阜県(高山市)、静岡県(熱海市)、三重県(伊勢市)、広島県(尾道市)、島根県(出雲市)、鹿児島県(奄美市)などだ。

 また、米沢市(山形県)、新潟県(魚沼市)、山口県(萩市)、佐賀県(伊万里市)などは商品(牛、米、陶磁器)の魅力が市の魅力を引き上げているほか、開通間もない新路線「つくばエクスプレス」の好影響を大きく反映して、つくば市が県庁所在地の水戸市より順位になった。

 調査はインターネット上で実施し、市の認知度、魅力度、情報接触度、市のイメージ(親しみなど16項目)、情報経路別の接触度(旅番組など14項目)、観光経験&意欲、居住経験&意欲、産品の購入経験&意欲、観光イメージ(町並みがきれいなど16項目)など全103項目について質問を投げかけ、 最終的に2万4536人から回答を得た(一人の回答者に20市について答えてもらったため、一つの市についての回答者数は平均で約640人となる)。

 全国779市を総合的に評価した調査は、これまでほとんど実施されておらず、本調査が市のブランド力を評価する指標として、初めての取り組みとなる。

 この調査結果を受けて、ブランド総合研究所は、調査概要やランキングの発表、結果分析などを行う発表会を、9月26日に都道府県会館(東京・千代田区)にて開催する。  

2006年9月7日

 


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