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BRIレポート

■地域ブランド調査2006[市版]結果発表会 レポート第1弾!
  
定員を上回る133名の参加者が出席
    続々と報告される未発表データに参加者の関心集まる

133名の参加者で満席状態の会場             [拡大表示]
 ブランド総合研究所は、9月26日(火)に都道府県会館(東京都千代田区)で、国内全779市を対象に、その魅力と課題を浮き彫りにする日本唯一の全国規模調査「地域ブランド調査2006[市版]」の結果発表会を開催した。

 この調査は、魅力度や認知度、イメージ、観光経験・観光意欲、居住経験・観光意欲、商品別の購入経験・購入意欲など全103項目にわたってインターネットによるアンケート調査を実施し、全国の消費者2万4536人から回答を得たもの。結果発表会では、事前に速報として発表されたデータのほか、数多くの未発表データが続々と報告されるとともに、地域ブランドの専門家による調査結果の分析や討論も実施され、定員を上回る133名の参加者は最後まで熱心に耳を傾けた。

【図1】魅力度ランキング上位200市の情報接触経路   [拡大表示]

 結果発表会では、まず第1部として、ブランド総合研究所代表取締役社長の田中章雄が、「全国779市のブランド評価」と題した結果発表を実施した。魅力度ランキングでは、トップ10に1位の札幌市をはじめ、函館市、富良野市、小樽市と北海道勢4市、那覇市や沖縄市の九州・沖縄勢が2市がランクインするなど、“南北偏在”の傾向が見られた(参考記事:http://www.tiiki.jp/news/org_news/ 13survey/2006_09_07brand_survey.html)。また全国を6つの地域に分けたブロック別で見ると、北海道・東北の魅力度が最も高く、関東が最も低いことが判明した。

  さらに、魅力度ランキング上位200市の情報接触経路(【図1】)を見てみると、「旅やグルメに関する番組」など“旅行系”が多く、次いで「事件やニュース」、「友人や知人・家族から」の“口コミ系”が多いという結果が出た。それに対して、「物産展・催事など」といった“商品系”、「テレビCMや新聞雑誌の広告」、「ホームページ」といった“広告・PR系”は接触の度合いが低く、「商品系、広告・PR系といった日常的に接しているはずの経路が低いのは問題。特にホームページの接触率は企業のそれと比べるとあまりにも低く、十分活用できていない実態がわかる」(田中)。

【図2】居住経験・意欲度における各市の分布       [拡大表示]
   一方で、居住、観光、産品について、その経験と意欲の両面の調査結果も発表。居住経験では、大阪市や名古屋市、川崎市は居住経験は高いが居住意欲が低い都市であることが判明。それに対し、横浜市、神戸市、京都市、札幌市、福岡市は居住経験・意欲がともに高く、鎌倉市、那覇市、沖縄市、函館市、仙台市などは居住経験は低いが意欲は高い市であるという結果となった(【図2】)。

 観光では、観光経験・意欲がともに高い市は、横浜市、京都市、神戸市、大阪市、札幌市、函館市、小樽市、長崎市、鎌倉市、福岡市など。宮古島市、石垣市、奄美市は、観光経験は低いが、意欲は高いという結果が出た(【図3】)。

 

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2006年10月1日

 


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