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BRIレポート
地域ブランド調査2006[市版]  結果分析 第4回
〜情報発信できてますか!?〜 市の情報接触度ランキング

■情報接触度ランキング  
順位 市 名 魅力度
順位

平均点

13.4
1 横浜市 66.7 3
2 札幌市 61.9 1
3 大阪市 61.1 15
4 神戸市 60.3 2
5 京都市 57.4 5
6 那覇市 55.5 9
7 函館市 54.4 3
8 名古屋市 54.1 22
9 仙台市 51.3 16
10 福岡市 50.7 14
11 旭川市 50.5 18
11 小樽市 50.5 7
13 鎌倉市 50.3 8
14 富良野市 49.9 6
15 沖縄市 48.1 10
16 長崎市 47.8 11
17 広島市 45.2 44
18 浦安市 44.7 27
19 新潟市 44.7 118
20 熱海市 43.8 26
21 さいたま市 42.9 139
22 金沢市 42.3 12
23 青森市 41.6 42
24 長野市 39.7 46
25 苫小牧市 39.4 64
26 奈良市 39.3 17
27 川崎市 38.9 114
27 別府市 38.9 13
29 鹿児島市 37.8 68
30 静岡市 37.5 53
31 横須賀市 37.4 34
32 つくば市 37.3 86
33 浜松市 36.9 59
34 北九州市 36.4 83
35 釧路市 36.2 29
36 千歳市 35.7 33
37 名護市 35.5 63
38 帯広市 35.3 25
38 盛岡市 35.3 51
40 宇都宮市 35.1 116
41 木更津市 34.7 113
42 日光市 34.6 31
43 八王子市 34.2 143
44 熊本市 34.1 49
45 姫路市 33.8 40
46 千葉市 33.5 141
47 水戸市 32.7 105
48 多摩市 32.5 129
49 宝塚市 32.3 44
50 秋田市 32.1 100
50 宮古島市 32.1 21

 消費者から市が魅力であると評価してもらうには、情報発信のあり方が重要である。そこで今回は「情報接触」の結果について分析をしてみた。

 情報接触度は、「過去1年間にそれぞれの市について情報、話題などを見たり聞いたりしたことはありますか?」という問いに対して「何度も見聞きした」「見聞きしたことがある」「全く見聞きしていない」のなかから評価してもらい、それら加重平均して数値(点数)を算出している(なお、ここでは認知度の設問において当該市を「名前も知らない」と答えた人は算出の対象外としている)。

 情報接触度で最も点数が高かったのは横浜市で66.7であった。情報経路別のランキングでも横浜市は「小説・エッセイ・マンガ」(9.4%)、「旅行やグルメ関連記事」(30.6%)、「テレビCMや新聞雑誌の広告」(19.3%)、「友人や知人・家族から」(20.7%)、「そのほかのサイトや掲示板」(8.0%)と17経路中5つでいずれも1位となっている。「テレビCMや新聞雑誌の広告」も横浜市の直接的な広告より、むしろ企業や商品のCMシーンの背景に使われているケースの方が多い。このように横浜の情報発信は、『“絵”になる⇒シーンに使われる⇔イメージが高まる』という好循環が起きている。これは神戸市(4位)、那覇市(6位)、函館市(7位)、小樽市(11位)、鎌倉市(13位)など魅力度の高い市でも同様の傾向がある (6市についてで表示)。

 情報接触度の2位は札幌市(61.9)は、「通販カタログや商品パンフ」(7.2%)、「物産展や催事」(20.5%)、「店頭および商品」(11.8%)の3つの情報経路で1位になっており、商品系の情報経路が強いという特徴がある。

 3位は大阪市で61.1、4位は神戸市で60.3、5位は京都市で57.4という結果となっている。京都市は接触経路で1位となったのは2つ(「市町村や都道府県のHP」と「ポスターやチラシ」)であるが、上位3位以内にランクインしている数が17経路中8つもあり、幅広い経路で情報が発信されていることがわかる。

 情報接触度の上位20位までのランキングを見ると、政令指定都市(2007年4月1日施行予定含む17市)16市が含まれているなど、規模の大きな市が優位という結果になっている。その一方で、小樽市、鎌倉市、富良野市、浦安市、熱海市などの市も上位にランクインしている。


 

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2006年11月18日

 


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