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BRIレポート
地域ブランド調査2006[市版]  結果分析 第4回
〜情報発信できてますか!?〜 市の情報接触度ランキング

 

<1ページより続く>

【表1】情報接触経路ランキング 上位3市のランキング  
   ........................................................ 1位 2位 3位
物語系 ドラマや映画 富良野市 小樽市 横浜市
小説・エッセイ・マンガ 横浜市 鎌倉市 京都市
遠野市
那覇市
旅行系 旅やグルメに関する番組 函館市 小樽市 札幌市
旅行・グルメ関連記事 横浜市 札幌市 京都市
旅行パンフやガイドブック 那覇市 函館市 札幌市
商品系 通販カタログや商品パンフ 札幌市 那覇市 京都市
物産展や催事(イベント) 札幌市 函館市 那覇市
店頭および商品 札幌市 那覇市 函館市
広告・
PR系
テレビCMや新聞雑誌の広告 横浜市 京都市 富良野市
市町村や都道府県のHP 京都市 大阪市 神戸市
ポスターやチラシ 京都市 富良野市 那覇市
口コミ系 友人や知人・家族から 横浜市 神戸市 京都市
そのほかのサイトや掲示板 横浜市 京都市 札幌市
事件やニュース 大阪市 新潟市 水俣市
  その他 西宮市 船橋市 石垣市
 ところで図1は魅力度ランキング上位200市に関する情報接触経路の各項目別平均(%)をグラフ化したもの。

 それによると、数値が最も高かったのは「旅やグルメに関する番組」で11.6%だった。続いて「事件やニュース」の9.5%、「旅行パンフやガイドブック」の8.9%となっている。これらの情報接触経路を「物語」「旅行」「商品」「広告・PR」「口コミ」というように系統に分けてみると、最も接触が多いのは「旅行系」の経路で、続いて「口コミ系」が多くなっている。

【図1】魅力度ランキング上位200市に関する情報接触経路の
    各項目別平均(%)

 それらと比較して「商品系」、「広告・PR系」は接触の度合いが低くなっている。

 特に「自治体のホームページ」は1.8%となっており、「通販カタログや商品パンフレット」に次いで低い結果となっている。ところが、別の調査結果などでは、消費者が商品や企業の情報を入手する経路としてホームページの活用度が急激に高まってきており、すでに新聞や雑誌などのメディアと並ぶまでになってきている。

 つまり、自治体のホームページの活用度が低いのは、消費者のニーズに合ったホームページ作成が自治体においておこなわれていないからではないかという推測がされる。「テレビ番組」「記事」「CM」などの外部広告・発信ツールを上手に利用することはもちろんのこと、自治体が自主的に独自の情報を発信することができる内部広告・発信ツールであるホームページの活用が、今後の情報発信において重要だろう。

 

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2006年11月18日

 


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