最大のぶどう飛ばし大会 山梨県甲州市

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2017年10月6日

ぶどうを口にふくんで飛ばし、その大会への参加者数を競うギネス世界記録への挑戦イベントが4日、山梨県甲州市の「勝沼中央公園」で行われた。


記録挑戦のきっかけは、今年2月の大雪で被害を受けた地域を元気づけ、さらに甲州ぶどうの美味しさをPRしたいと考えた甲州青年会議所の企画。当初は個人による「ぶどう飛ばしの最長距離」記録への挑戦を検討していたが、より多くの人が参加でき世界記録保持者となれる挑戦形態を模索した結果、これまでにない「ぶどう飛ばし大会への参加人数の多さを競う」という挑戦をギネスワールドレコーズに提案。審査の結果、新たな挑戦カテゴリとして認められた、という経緯がある。

挑戦当日は、朝から老若男女が集まりぶどう飛ばしに挑戦。3センチメートルという可愛い記録から、6メートル超の大記録まで、様々なドラマが生まれた。国外からの参加者もあり賑うなか、最長距離を飛ばしたのは、甲府市の男性。なんと昨年までの大会(昨年まではぶどうの皮とばしを実施)で3回の優勝を誇るこの男性は、今年も6メートル44を記録して優勝を飾った。

ちなみに、ぶどうを遠くに飛ばすためには、勢いと角度がポイントとなる。特に、ギネス世界記録特有の「両足を地面につけたままぶどうを飛ばす」というルールが設定されていたため助走や背伸びなどができず、体を反らせたり、うまく放物線を描くように吹き出したりと、各参加者の工夫がみられた。なかには、事前に家で練習してきた、という参加者もおり、世界記録と自分の記録、二重の挑戦を楽しんだようだ。

大会は途中の休憩を挟んで6時間におよび、その間に参加した人数は合計891人にのぼった。初めての記録のため、超えなければならないと設定された400人を大幅に上回り、挑戦の様子を見守ったマクミラン舞認定員より、公式認定証が授与された。

記録名:Largest grape spitting competition
記録(人数):891人
認定日:2014年10月4日

※紹介している記録は挑戦当時のものです。現在は記録が更新されている可能性があります。

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