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■中小機構、「地域づくり達人指南塾」の実施機関を募集

　中小企業基盤整備機構（中小機構）は、地域活性化に貢献するリーダー的な役割を果たす人材を育成するため、現在、活躍中の地域のリーダーが塾長となって地域ブランドづくりや地域産品のマーケティングなどのノウハウを伝授する「地域づくり達人指南塾」の実施機関の募集を 始めた。 地域の中小企業が、地域資源を活用して行う事業展開を支援する今年度の新規施策である「中小企業地域資源活用プログラム」の一環。

　地域資源を活用した新事業活動の促進には、コンセプトづくり、事業計画策定、商品企画・開発、販路開拓、広告・宣伝など様々な取り組みが必要で、リーダーとなる人材（プロデューサー、コンセプター）が不可欠 。各地域で、このような人材を育成するため、地域ブランドづくりに実績のある専門家などを塾長に迎え、短期集中型の特別人材育成プログラムを支援する。

　このプログラムは、塾長1名に対して塾生3〜10人程度を想定し、期間は3カ月以内、継続的あるいは定期的に塾長が日頃活動している現場及びその周辺で実施する。 塾生として想定されているのは、中小企業や事業協同組合の社員や職員、中小企業支援センター、商工会議所、商工会、中小企業団体中央会等の職員で、地域活性化に取り組んでいる主体の担い手（今後始める場合はその候補者）のうち、特に目標意識、真剣度が高く次代のリーダーを志願する者を全国から公募 する予定という。ひとつの提案ごとの支援上限は300万円で、応募締切は10月5日になる。