■「本場の本物」で「小豆島オリーブオイル」「伊勢本かぶせ茶」が認定 |
食品産業センターは、「本場の本物」の平成19年度の認定ブランドとして「小豆島オリーブオイル」(香川県、NPO法人小豆島オリーブ協会)、「伊勢本かぶせ茶」(三重県、水沢茶農業協同組合)の2つを認定した。
食品産業センターでは、平成17年度より産地等に由来する特性に基づいてブランド化が図られている地域食品などについて、地域食品の名称、地域の範囲、原材料、製法等からなる「地域食品ブランド表示基準」を策定し、地域の生産者、食品企業がブランドの形成、維持・向上への投資を行うための環境整備を図るとともに、地域団体商標等の活用による不適正な表示の使用の排除を通じた消費者保護を図ることを目的として「本場の本物」事業を進めてきた。
今回認定を受けた「小豆島オリーブオイル」は、香川県の小豆島で生産され、同島の温暖少雨な気候を利用し、栽培が行われている。
現在では、約50ヘクタールで栽培が行われ、オリーブオイルの製造量は年間9420キロ、販売額は年間約9260万円になり、同島の重要な産業になっている。また、「伊勢本かぶせ茶」は、三重県北勢地域と鈴鹿山麓一帯で生産され、一般的な煎茶と違い、旨み・甘みの成分が多く含まれ、独特の味・香り・水色を生み出す固有の製法による風味がある。
「本場の本物」は、これまでに「沖縄黒糖」「鹿児島の壷造り黒酢」「小豆島佃煮」「足柄茶」「草加せんべい」「奥久慈凍みこんにゃく」「大豊の碁石茶」「小豆島桶(こが)仕込醤油」「船橋三番瀬海苔」の9品目が認定されており、今回の2品目の認定により、11品目となっている。
関連情報:
本場の本物 http://www.shokusan.or.jp/honbamon/
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