農林水産省は、地域資源を活用した新たな産業構造を形成したり、都市と漁村の共生・対流につなげるなど、地域自ら考えて行動する意欲的で先導的な取組みを支援する「活力ある漁村づくりモデル育成事業(漁村活性化育成モデル、地域再生・活性化育成モデル)」の公募を開始した。
「漁村活性化育成モデル」では、漁村の活性化につながり、地域が主体性をもって、一体的に活動する取組で先進的かつ他地域への波及効果が高い取組などとする。
事業テーマとしては、 @地域資源を活用した新たな産業構造の形成水産業を核とした海業等新たな産業育成、付加価値を付けた加工
品等新たな商品開発、都市部への販売促進等新たな市場開拓、他産業等との連携・集積による水産業の活性化等 A都市と漁村の共生・対流の促進地域資源を活用した体験活動等交流の核づくり、団塊世代等定住
者の受け入れ体制の整備、都市住民との連携による都市部活動の強化、教育関係者等との連携による持続的交流活動等 B資源環境、環境保全への対応水産業廃棄物の再資源化等循環型社会の実現に向けた取組、漁場
の維持保全等環境保全型漁業の実現に向けた取組等 Cその他漁村活性化のインセンティブとなるもの などとしている。
地域再生・活性化育成モデルでは、過疎化が進んでいる地域において、若年層の流出防止やUターン、Jターン、Iターンの推進などの過疎対策につながるもので、地域が主体性をもって、一体的に活動する取組で先進的かつ他
地域への波及効果が高い取組とする。
補助金額は5050万円で、補助率は漁村活性化育成モデルが1/2、地域再生・活性化育成モデルが定額(上限300万円)。募集締め切りは4月11日。
関連情報:
平成20年度活力ある漁村づくりモデル育成事業の公募について http://www.jfa.maff.go.jp/j/gyosei/supply/hozyo/080312.html
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