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■地域食品ブランド表示基準制度「本場の本物」の募集開始

 食品産業センターは、地域食品ブランド表示基準制度を「本場の本物」として認定する、平成20年度の「地域食品ブランド確立支援事業」申請団体の募集を開始した。募集締切は7月18日。

 「本場の本物」は、地域で生産された特色のある農林水産物を原材料として用い、その地域において伝統的に培われた技術を生かして製造された地域食品ブランドを掘り起こし、品質の向上と表示の適正化を図るため、消費者に対して正確でわかりやすい地域食品ブランドとして表示する制度。平成17年度に制定され、これまでに11品目が認定されている。

 同事業は、農林水産省の食料産業クラスター推進事業の一環で、各地域の団体が策定した地域食品の名称、地域の範囲、原材料、製法などの地域食品ブランド基準を同センターの審査委員会が認定する。「本場の本物」の認定を受けるためには、まず、品目毎の基準を事業協同組合などが策定した上で食品産業センターに申請し、同センターはその基準が地域食品の名称(「地名+商品名」等、地域名が想起されるもの)、地域の範囲、原材料、製法を適切かつ明確に規定するとともに、品質・衛生管理等を十分に確保するものとなっているかどうか、また、その基準が守られているかどうかを、1次審査(書面審査)、2次審査(専門委員による試食・試飲を含むプレゼンテーション審査)、3次審査(専門委員による現地調査)により審査し、その全てを満たしたと認められた品目に対して認定を行う。

関連情報:
食品産業センター
 http://www.shokusan.or.jp/index.php?mo=topics&ac=TopicsDetail&topics_id=346

2008年6月15日





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