食品産業センターは、平成20年度の「本場の本物」の認定品目を発表した。認定されたのは、熊本県球磨郡湯前町の「市房漬」、愛知県岡崎市八帖町の「三河産大豆の八丁味噌」、鹿児島県枕崎市の「枕崎鰹節の本枯れ節」、山形県鶴岡市の「山形のつけもの」、鹿児島県西之表市の「沖ヶ浜田の黒糖」の5品目。
「本場の本物」は、全国各地で伝統的に培われた「本場」の製法で、地域特有の食材などの原料を用いて「本物」の味をつくり続ける食品に対して、食品産業センターが設置した審査専門委員会がチェックして認定する地域食品ブランドの表示基準。これまでに11品目が認定を受けており、今回の追加で合計16品目が認定されたことになる。
「本場の本物」の認定を受けるためには、品目毎の基準を事業協同組合などの団体が策定してセンターに申請し、その基準が地域食品の名称、地域の範囲、原材料、製法を適切かつ明確に規定しており、品質・衛生管理等を十分に確保するものとなっているかどうか、その基準が守られているかどうかの審査を経て認定を行う。
関連情報: 本場の本物
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