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■今年度の地域食品ブランド表示基準「本場の本物」団体を募集

 財団法人食品産業センターは、地域食品の品質向上と表示の適正化を図るため、地域食品ブランドの表示基準を認定する「本場の本物」の申請団体を募集する。 「本場の本物」は、各地域で伝統的に培われた「本場」の製法で、地域特有の食材などの厳選原料を用いて「本物」の味をつくり続ける製造者の原料と製法へのこだわりの証となる地域食品ブランドの表示基準で、2005年に制定された。食品産業センターが設置した審査専門委員会がチェックし、マークを商品に表示できるようにし、認定後も基準が適正に守られていることを第三者機関が確認するなどして、ブランド価値を守る。

 申請期間は5月25日〜7月24日までで、申請できる品目は地域名が想起される加工食品。これまでに認定されている品目には、沖縄黒糖、鹿児島の壷造り黒酢、小豆島佃煮、足柄茶、草加せんべい、奥久慈凍みこんにゃく、などがある。ただし、地域で生産された特色のある農林水産物を原材料として用い、当該地域において伝統的に培われた技術を生かして製造された加工食品に限られる。

 「本場の本物」の認定を受けるためには、品目毎の基準を事業協同組合等の団体が策定してセンターに申請する。センターは、その基準が地域食品の名称(「地名+商品名」等、地域名が想起されるもの)、地域の範囲、原材料、製法を適切かつ明確に規定するとともに、品質・衛生管理等を十分に確保するものとなっているかどうか、また、その基準が守られているかどうかを、1次審査(書面審査)、2次審査(専門委員による試食・試飲を含むプレゼンテーション審査)、3次審査(専門委員による現地調査)により審査し、その全てを満たしたと認められた品目に対して「本場の本物」の認定を行う。現在、16品目が認定されている。

 認定された商品は、「本場の本物」マークが貼付でき、東京で年1回開催の食品イベントに無料で出展できるほか、パンフレットやポスターなど販促ツールが無料で提供さ、地域食品としてホームページで紹介される。

関連情報:   本場の本物

2009年6月1日







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