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　経済産業省は、今年度の「広域・総合観光集客サービス支援事業」で、補助金交付先の第2次公募を開始した。特徴ある地域の産業や工場、商店街、異業種等の幅広い事業者が連携し、 個別事業者では対応が困難な立ち上がり期の共通基盤づくりを支援するもの。今回の公募では、新型インフルエンザ発生等による地域経済への影響に対応し、 観光・集客サービスの活性化等のための取組についても支援目的とする。同事業による補助率は、補助対象経費の2分の1以内。第2次公募の締切は8月14日で、8月中旬〜下旬に採択候補が決定される。

　この事業は、国際競争力ある観光・集客サービス産業を構築するため、広域的に幅広い関係者の参画を得て、差別化を可能とする独自の戦略を構築し、地域・業種横断的な総合的取組を推進するもの。中小企業の観光・集客サービス化による高付加価値化を達成し、地域経済の活性化に貢献することを目的としている。

　補助対象となるのは、連携事業を行う連携体（企業、個人、大学、研究機関、NPO法人、組合等により形成されるコンソーシアム）の代表団体。代表団体は、補助事業の一部を実施するとともに補助事業の運営管理、コンソ ーシアム構成員相互の調整を行うとともに、財産管理等の事業管理及び事業成果の普 及等を行う母体となり、経済産業省との契約における補助対象者として、責任を負う。