農林水産省は、今年度の農林水産物等輸出促進支援事業に絡み事業実施候補者を公募する。アジア諸国の経済発展に伴う所得の向上などで、国産の高品質で安全な農林水産物や食品の輸出を拡大する機会が広がり、政府の農林水産物等の輸出額を2013年までに1兆円規模とする目標を受けて輸出促進対策を実施する。
事業実施主体となる民間団体などを公募し、果実、水産物など今後輸出拡大が期待される品目について明確な目標を設定して各種の事業メニューで支援を行う。事業メニューは(1) 輸出プロモーターの活用、(2) 輸出能力養成(3)海外輸出境調査、(4)産地PR・ほ場視察、(5)ブランド認証、(6)物流技術実証、(7)海外輸出環境整備、(8)海外販売促進活動の全部または一部と組み合わせて実施する。
年間7千万円以上の事業を対象とし、(1)のメニューは定額(500万円が限度)、(2)から(8)までのメニューは事業費の2分の1以内を補助する。公募期間は7月31日(金)から10月20日(火)まで。
関連情報: 平成21年度農林水産物等輸出促進対策事業実施候補者の第2回公募について
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