環境省は、地域の自然環境や歴史文化を保全しつつそれらを体験する「エコツーリズム」に取り組む個人、事業者、団体、自治体などを対象に、優れた取り組みを表彰する「第5回エコツーリズム大賞」を募集する。全国のエコツーリズムに関連する活動の向上並や情報交換を行うことで地域間の連携を目的としている。応募は11月6日(金)必着。
対象はエコツーリズムに関連した取り組みで実績があり、推進している個人や事業者、団体、自治体、地域などで、(1)地域の体験又は情報が良質に提供されているか、
(2)地域資源の保全と持続的利用に向けた取組がなされているか、
(3)地域の振興や活性化に貢献しているか、といった観点から審査を行う。
審査結果は、環境省のホームページ上で公表し、受賞者には表彰状及び副賞を授与する。大賞と優秀賞は、1月15 日(金)に開催する「エコツーリズム全国推進セミナー」で表彰式を行い、特別賞については、関係地方環境事務所長から伝達する。
2008年の第4回では、応募が67件あり、大賞1点、優秀賞3点及び特別賞6点が決定した。大賞は「飯能市・飯能市エコツーリズム推進協議会」、優秀賞は「越後田舎体験推進協議会」、
「特定非営利活動法人 信越トレイルクラブ」「阿蘇地域振興デザインセンター」、特別賞は「秋田白神ガイド協会」「稲取温泉観光合同会社」
「マキノ里湖体験ツアー協議会」
「大山・中海・隠岐エコツーリズム協議会」
「秋吉台地域エコツーリズム協会」
「特定非営利活動法人 おぢかアイランドツーリズム協会 」が受賞した。
関連情報:
環境省「第5回エコツーリズム大賞の募集について」
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