■農村に観光客を呼び込む「ようこそ!農村」プロジェクト立ち上げ |
観光関係者と農村地域が連携して、地域のグリーン・ツーリズムの取組を推進することで、都市農村交流の拡大や観光を通じた地域振興を図る
「ようそそ!農村」プロジェクトを、観光庁と農林水産省が立ち上げた。また、これに関連し、観光関係者と農村地域との連携を推進するため、9月下旬には、「国内観光旅行の振興に関する連絡会議」傘下に「「ようこそ!農村プロジェクト」推進連絡会議(グリーン・ツーリズム推進連絡会議)(仮称)」を独立プロジェクトとして立ち上げる。参加するのは、グリーン・ツーリズム関係団体、旅行関係団体、企業などで、都市農山漁村交流活性化機構と農林水産省が事務局を務める。
農水省管轄で、観光関係者と連携したグリーン・ツーリズムの受入に向けたモデル地域を整備する「ようこそ!農村」推進事業や農山漁村活性化プロジェクト支援交付金による支援のほか、キャンペーンなどでグリーン・ツーリズムを推進する気運を醸成する「賑わいある美しい農山漁村づくり推進事業」を実施する。観光庁管轄では、国内外の観光客が2泊3日以上滞在できるエリアの整備や観光圏整備事業、日本観光の魅力の海外へ情報発信したり、訪日外国人を2000万人まで増やすプログラムの一環として位置づける。
農村地域では、地元産品を提供したり、農林漁業体験を実施できるようにし、観光業側は産品を活用したプログラムやグリーン・ツーリズム旅行商品を開発したり、販売を行う。
関連情報:
「ようこそ!農村」プロジェクトの推進について
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