■農水省、「食文化活用・創造事業」を創設、ご当地グルメをブランド化 |
農林水産省は、2010年度において新たに「食文化活用・創造事業」を創設する。地域の名物料理を開発し、地域団体商標などの
知的財産権を取得して「ご当地グルメ」をブランド化し、地域活性化につなげる。地域に古くからある料理を掘り起こして、新たな名物料理につなげることも対象とする。
生産者や飲食業、観光業などが連携し、地域の農林水産物を核とした伝統料理のPRをしたり、創作料理の開発などを行うことで、地域の活性化や観光需要の創出を図るとともに、知的財産権の取得を目指す取り組みを支援する。
応募要件は、生産者、料理人、地方自治体、商店街、流通業者、食器等の伝統工芸品の関係者、ホテル及び旅館等の関係者で構成する協議会で、地域で生産された農林水産物を50%以上使用した料理に関する取り組みであること。地域の農林水産物を使った料理について、開発から戦略的な売り込みまでの計画を立てるための検討会や試作品検討費、基準を満たす料理を提供する飲食店等を認定する費用
などの半分を補助する。
関連情報:
農林水産省 食文化活用・創造事業
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