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「地域ブランド《必携》ガイドブック」の表紙 |
高橋はるみ北海道知事を本部長とする北海道知的財産戦略本部は、4月より出願が始まった「地域団体商標制度」の活用を目的とした「地域ブランド《必携》ガイドブック〜地域ブランドを商標で確かなものに〜」を作成した。
北海道には魅力ある地域ブランドが多数あり、特色ある地域づくりに向け、地域ブランド化を進めることは、地域経済の活性化や発展をもたらすと期待されている。
このガイドブックでは、商標登録制度を解説するとともに、地域ブランドの出願を検討している地域が「登録出願すべきかどうか」「登録出願するにあたっては何をすべきか」「登録後には何をすべきか」といった問題点や課題について、段階毎に判断できるような構成にしている。
各章の最後には必要なアクションを判断するためのチェックポイントやQ&Aを設け、商標登録への取組を行っているケーススタディとして北海道の「十勝川西長いも」(JA帯広かわにし)、「鵡川ししゃも」 (鵡川漁業協同組合)、「幌加内そば」(JAきたそらち)の3事例を掲載している。
ガイドブックは希望者に無料で配布するとともに、北海道知的財産戦略本部のホームページでもPDF形式で公開されており、自由にダウンロードすることができる。。
同知財本部は、道内でガイドブックを活用したセミナーや相談会をで開催する予定としている。
関連情報:
北海道知的財産戦略本部 http://www.hkd.meti.go.jp/hokip/cb_book/index.htm/