10月12日と13日の二日間、北海道の函館市民会館で開催された「全国商工会議所観光振興大会2006 in はこだて」にて、「地域の、地域による、地域のための観光地
づくり」を推進することを誓う「はこだてアピール」を採択した。
今大会では、「体験・滞在型観光の振興と移住の促進」をメーンテーマとし、新しい生活体験型観光の意義を再確認した。
具体的には、「１．地域資源の再発見・再評価・積極的活用に取り組もう」をテーマに、
商工会議所は、地域資源の再発見・再評価・積極的活用に取り組み、テーマ別観光（産業観光・街道観光・都市観光）や「面」的な広がりを持った広域観
光、体験・滞在型観光など新しい観光を推進するとともに、特産品開発、販路拡大等に取り組む。そのため、商工会議所は、観光客のニーズに的確に対応す
るとともに、地域における、また地域を超えた連携の中心となって事業を展開する。
また、「２．まち全体が『観光するこころ』『おもてなしのこころ』を持とう」を合い言葉に、商工会議所は、魅力的なまちづくりと観光振興を一体的に推進していくため、
人と人の交流がもたらす経済的な意義のみならず文化的な意義を認識し、まち全体が「観光するこころ」「おもてなしのこころ」を持って、国内外の観光客を
受け入れていく。
「３． 行政間、官民等の連携を推進しよう」として、中央省庁、地方自治体に対しては、「観光立国」実現に向けた施策を充実させ
るとともに、行政間の連携、官民等の連携により効果的・効率的な観光振興施
策を展開する体制を整備するよう強く働きかけていく。
こうした活動を通して、商工会議所は観光振興を進めていくとしている。
関連情報：
「全国商工会議所観光振興大会2006 in はこだて」 http://www.jcci.or.jp/kanko/kankotaikai2006.html
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