北海道と伊藤忠商事は、北海道経済の活性化を図るために協力することで合意、協定書を締結した。「食」と「観光」の振興や中小企業・ベンチャー企業の支援等において、伊藤忠の持つ総合商社としてのネットワークやビジネス経験を活用する。両者が情報交換して共同取組が可能な案件の発掘及び具体的検討を行う。
北海道は、民間主導の自立型経済をめざして「食」や「観光」といった産業の育成・振興、バイオ技術などの優れた知的資源を活用した新産業・新事業の創出、起業家や経営者が新しい事業活動に果敢に挑戦できる環境づくりを進めている。
伊藤忠商事は、これまで岐阜県など７県と提携して、様々な企業育成プロジェクト、地域振興プロジェクト、先端技術分野における共同ビジネス開発を行っている。これらの取組で培ったノウハウをもとに、本提携を活用して、北海道とも共同取組を行っていく。
検討するのは（１）「食」の振興に関する共同取組（ファミリーマートを活用した道産品の販路拡大、生鮮分野での産直マーケットプレイスのビジネス化検討など）
（２）観光の振興（「未知倶楽部」による地域のＰＲや特産品の販路拡大、北海道への季節移住観光事業の検討など）
（３）中小企業・ベンチャー企業の創業、育成、事業拡大の支援（企業ファンドを活用した中小企業の育成支援、道内企業の海外展開への支援など）になる。
関連情報：
伊藤忠商事 http://www.itochu.co.jp/main/news/2006/news_061215.html
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