北海道旭川市にある日本最北の動物園、旭山動物園は、旭川市内に事業所がある製造販売業者などから、動物園の関連グッズを募集する。
旭川市と旭川商工会議所は、地場企業の取り組みを支援するため、平成17年度から旭山動物園グッズコンテストを開催していて、今回が3回目。過去2回のコンテストでは、入賞品を中心にフリーペーパーや旅行雑誌等で取り上げられるなど商品のみならず旭山動物園の新たな取り組み事例として評価されている。
3回目となる同コンテストでは従来、地場企業からのみ募集を受け付けていた製品部門に加え、旭山動物園及び旭川市に関心を持つ人なら、だれでも応募できるチャレンジ部門を設けた。
製品部門は、食料品、民工芸品、医療・雑貨の3部門で、いずれも土産品として既に販売しているか、販売を予定しているものに限られる。
応募できるのは、旭川市内に事業所がある製造販売業者で、応募の際に旭山動物園等名称使用申請書を旭川市に提出し、承認されたことを証明する旭山動物園等名称使用承認通知書の写しを提出する必要がある。
また、出品する製品には、旭山動物園と分かる、応募者が独自に製作したロゴまたはマークが付けてある必要がある。
また、食料品は生もの、乳製品、冷蔵・冷凍を要するものは応募できず、食品衛生法並びに北海道条例による製造許可を持っている旭川市内製造業者の承認を得た製造販売業者が旭川市内で製造したものに限られる。
価格は、おおむね5000円以内の製品であることも条件で、出品する製品は、店頭で販売する状態(パッケージ等を含む)で出品する。
チャレンジ部門は、だれでも応募でき、想定販売価格がおおむね5000円以内の製品。応募作品は、著作権並びに意匠権などに問題のないオリジナル作品で、応募できるのは1人1作品のみ。
実際に、商品化されていないもので、実物の試作段階のもので、アイデア段階のものは応募できない。入賞した作品は、旭川商工会議所が仲介して地場企業と協働で、旭山動物園グッズとしての製品化を目指す。
申込書を送付する応募期間は平成19年4月上旬〜4月中旬の予定で、製品の3部門では、それぞれグランプリ1点を選出して賞金10万円および盾が授与され、特別賞2点には盾が授与される。
チャレンジ部門では、入賞3点を選出し、盾が授与される。
関連情報:
旭川商工会議所 http://www.ccia.or.jp/zoo/index.html
|