秋田由利牛のブランド化を目指して、「秋田由利牛振興協議会」が2月10日に設立された。同地域は年間約2200頭の黒毛和種子牛が出荷される著名な子牛の生産地。ところが、食肉用としては農家も少なく、知名度も高くはない。また、販売時のネームも統一されていない。
そこで、市場・消費者ニーズの把握と消費地へのPR活動、高品質な牛肉生産のための農家への情報提供などを目的として、由利本荘、にかほ両市の行政担当者や畜産・商工関係者らが同協議会が発足。秋田由利牛のブランド化を目指して地域一丸となった取り組みを開始することにした。
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