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仙台商工会議所が、昨年10月に決定した「杜(もり)の都・仙台」のシンボルマーク |
仙台市では、仙台商工会議所が、昨年10月に決定した「杜(もり)の都・仙台」のシンボルマークが商品に使われ始めるなど、本格的なデビューのときを迎えている。
同会議所では、平成15年11月に「仙台ブランド推進委員会」を設立。「『杜の都・仙台』の活用運動」、「地元食材などの積極的活用」、「まつり・イベントなどの魅力向上」という3つのテーマを核に事業を推進してきた。一方で、都市と自然、歴史が調和する仙台の魅力をひと目でイメージできるようなマークも募集。全国から857点の応募があり、審査の結果、ビル群が森に囲まれている様子を洗練されたタッチで描いた、仙台市在住の応募者の作品が選ばれた。
今年の年頭にはブランドマークの門出を祝うセレモニーも開催。主要駅で販売されている駅弁のパッケージに印刷されたり、地元新聞社が主催する美術展のポスターに使われるなど、ようやく街に出回り始めた。同商工会議所でも、名刺や封筒に採用するなど、PRに余念がない。
シンボルマークは、仙台商工会議所に申請書を提出し受理されれば無償で使用できる。ポスターやパンフレット、商品パッケージ、包装紙のほか、キャンペーン・イベントのうちわやのぼり、Webサイトのバナーやアイコンなどでの活用を想定しており、「各企業に積極的に使ってもらいたい」と、同会議所商工振興部では期待を寄せている。
関連情報:
仙台商工会議所 http://www.sendaicci.or.jp/