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■「カーリングの街作り」を支援へ、カーリングバナナ卸売り

青森合同青果が卸売りするカーリングバナナのシール
 
2007年3月に開催される「世界女子カーリング選手権大会」のシンボル

 青森県青森市の中央卸売市場内にある青森合同青果(篠崎幸雄社長)が2月16日から、「カーリングバナナ」の卸売りを行っている。トリノ五輪にチーム青森が出場したことで、全国的にカーリング熱が高まっている。 袋にカーリングのイメージを模したシールを貼ったバナナを食べてもらい、もっとカーリングを普及させると同時に、街作りに生かそうというアイデアだ。

 「カーリングバナナ」は、バナナの卸売り金額の一部を、カーリング選手の強化費として青森県カーリング協会に協賛することで、青森県をカーリングの街にしようと企画開発された。 糖度が高いフィリピン産バナナ4-5本を1袋として販売し、売り上げの1%程度をカーリング協会に寄付する。1袋の小売価格は198円程度になるという。品目をバナナとしたのは、世界的に生産量が多く安定的に通年出回っていて、価格が比較的に手頃な食べ物であり、食べる際にも道具を必要としない簡便さや、カロリーは少ないが即効性と持続性の両方のエネルギー成分を豊富に含んでいることから、スポーツ時の栄養補給に最適といわれている点に着目したため。

 トリノ五輪で通算成績4勝5敗と惜しくも準決勝進出を逃したものの、7位に入賞した「チーム青森」は、メンバー5人全員が北海道出身ながら、2人が青森市の団体嘱託職員、3人が同県内の大学に在学しながらオリンピックに出場した。 それだけに同市のカーリング熱は高い。

 以前より、青森市は「カーリングの街」を目指し、青森県カーリング協会と行政とが一体となってその普及・振興に努めている。2003年2月には、初めてカーリングが正式種目となった第5回アジア冬季競技大会カーリング大会、同年11月には、第13回パシフィックカーリング選手権大会が開催される など、競技誘致にも熱心だ。

 さらに、 2007年3月17日から25日にかけて、青森市の県営スケート場で世界女子カーリング選手権大会が開催されることが決まっており、今年のオリンピックと並んで、カーリング人気の起爆剤になると目されている。

関連情報:
青森合同青果 http://www4.ocn.ne.jp/~a-godo/
2007年世界女子カーリング選手権大会 http://wcc2007-aomori.jp/index.html

2006年3月4日

 


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