■「田んぼアート」で村おこし、青森県田舎館村で見ごろに |
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田舎館村が毎年実施している「田んぼアート」。今年は「風神雷神図」
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青森県田舎館村が毎年実施している「田んぼアート」が、見ごろを迎えている。これは、色の異なる稲を使って水田のキャンバスに稲で絵を描くというもので、今年は俵屋宗達の巨大な「風神雷神図屏風」が縦約150メートル、横約100メートルの水田に浮かび上がった。
東北の「コメの村」をPRする村おこし事業として、1993年から実施しており、今年は14回目。昨年は写楽の浮世絵、一昨年はレオナルド・ダヴィンチの「モナリザ」像などを描き、昨年は約13万人が訪れる人気となった。
田んぼの上に絵が描けるのは、古代米の「黄稲」「紫稲」、同県産米の「つがるロマン」に、穂が赤くなる「紅都」「紅染」という異なる種類の米を利用しているためで、4色が表現できるという。
今年は、5月28日に田植えを行い、約2カ月で見頃を迎えた。
田んぼアートは8月いっぱいが見頃で、同役場最上階の展望室から見学できる(土日祝日も午前9時〜午後4時半まで一般開放)。9月24日には稲刈りをする
予定という。
関連情報:
青森県田舎館村役場ホームぺージ http://www.vill.inakadate.aomori.jp/
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