地元に残る猫伝説を町おこしに利用しようと、仙台市若林区南小泉にある少林(わかばやし)神社で、10月22日に「ねこまつり」が開催される。
南小泉商店街の中心には猫塚古墳がある。ここには、主人を大蛇から守ろうとした猫が、理解されずに逆に主人に首をはねられた。後にその理由を知った主人が猫のために作ったという伝説がある。
現在は古墳は残っていず、少林神社の境内に猫塚神社と呼ばれるほこらが建ち、招き猫が奉納されている。
猫塚古墳ねこまつり実行委員会では、「猫好きの猫好きによる猫好きのための猫自慢コーナー」を設けて、猫好き同士の交流を図ろうと考えていて、猫の写真とイラストを募集している。
ねこまつり10月22日の昼頃から猫塚神社境内及び南小泉公会堂で開催される。猫の鳴き声に合わせて、2時22分から本祭りを開催し、紙芝居とDVDによる猫塚伝説の紹介や
ネコが出てくる絵本の読み聞かせ、こどもたちによる絵本「百万回生きた猫」の朗読劇などが行われる。
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