秋田県横手市の横手市観光協会は、国産の線香花火だけの花火大会「第5回よこての全国線香花火大会」を開催した。花火は日本の夏に欠かせない風物詩で、線香花火は玩具花火として高い人気を誇る。ただ現在、市場に出回る線香花火の約9割が中国などからの輸入品。横手観光協会では、なかなか手にする機会のない純国産線香花火を体験できる機会としてアピールしている。
横手川の蛇の崎川原の会場で、見物客に線香花火が配られて火が灯され、幻想的な風景を生み出した。昨年度は観客数が2500人だった。
大人を対象にした祭りが多いなか、子ども向けの夏祭りとして2004年から開催し、今回が5回目。全国の花火師が製作した国産線香花火だけが使われる全国でも珍しい花火大会
だ。
関連情報:
(社)横手市観光協会http://www.yokotekamakura.com/
|