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　東北地方のＢ級ご当地グルメを盛り上げることを目的に、Ｂ級グルメ１０団体が「東北Let'飯同盟」（とうほくれっぱんどうめい）を設立した。各団体が協力して、Ｂ級グルメが人気を競うイベント「Ｂ−１グランプリ」で優勝を目指す。団体の名称は、幕末に北海道、東北、北越の各藩が同盟を組んで、明治新政府軍と戦った「奥羽越列藩同盟」にちなむ。

　参加したのは「Ｂ級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会」（愛Ｂリーグ）の北海道・東北支部に加盟する東北４県の１０団体。青森県からは青森生姜味噌（しょうがみそ）おでん（青森市）、黒石つゆやきそば（黒石市）、八戸せんべい汁（八戸市）、十和田バラ焼き（十和田市）、秋田県からは秋田かやき協議会（秋田市）、横手やきそば暖簾（のれん）会（横手市）、神代地域活性化推進協議会（仙北市）、 などの団体が参加している。

　全国B級グルメの祭典「B−1グランプリin横手」は、9月19日と20日、秋田県横手市で開催する。今大会が4回目の開催だが、１・2回大会は富士宮焼きそば（静岡県）、3回大会は厚木シロコロ・ホルモン（神奈川県）でが優勝しており、東北勢はいずれの大会でも2位以下だった。同盟の設立により、情報交換をしたり、交流を深めるとともに、相互に料理を紹介し合って「東北の食」をアピールし、「B-1グランプリ」での東北勢初優勝を狙う。