■青森県田舎館村の田んぼアート、今年の図柄は「弁慶と牛若丸」 |
色の異なる稲を使って水田のキャンバスに稲で絵を描くという「田んぼアート」を毎年実施していることで知られる青森県田舎館村で、今年の図柄のテーマを「弁慶と牛若丸」に決定した。5月30日に田舎館村役場東側水田で田植えを始め、7月中旬〜8月中旬に見頃を迎える。田舎館村むらおこし推進協議会では、30日の田植えの参加者を募集している。応募期限は5月20日。
今年の図柄は、京都・五条大橋で出会った弁慶と牛若丸。田舎館村役場近くの水田に「つがるロマン」や「紫稲」など5種類の稲を植えて色づけして水田に巨大な絵を描く。
田んぼアートは、東北の「コメの村」をPRする村おこし事業として1993年から実施しているイベント。2003年はレオナルド・ダ・ヴィンチ『モナ・リザ』、2007年は葛飾北斎『富嶽三十六景』の『神奈川沖浪裏』と『凱風快晴(赤富士)』など、 年を追うごとに図柄が複雑になってい
る。昨年は「戦国武将とナポレオン」をデザインし、10月の稲刈りまでに約17万人が見学に訪れるなど、多くの観光客を集めること成功している。
関連情報: 青森県田舎館村
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