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　宮城県の名産品であるホヤの魅力を伝えるため、生産量日本一の石巻市内の海産物業者らが7月17日と18日の両日、「世界ほやエキスポｉｎ石巻」を開催する。宮城県はホヤの全国生産量の約８割を占め、石巻市は県内シェアの約４割を誇る。ただ、ホヤは鮮度が落ちると味に苦みが出やすく、鮮度を保ったままでの流通はコストがかかるため、東北以外での需要は低い。

　ホヤをテーマとした大規模なイベントを行うことで、三陸沿岸地域の水産資源の知名度をアップさせ、首都圏でのマーケットの拡大や水産物を目的とした観光客を増やすことが目的。

　石巻駅前にぎわい交流広場では、焼きホヤを販売したり、ホヤ汁、生ホヤ、新石巻名物のホヤ汁などを無料配布する。また、韓国、フランス、チリなど各国のほや料理を販売します。ホヤ養殖場に行って養殖船に乗るツアーを開催したり、バス内で大学教授等の有識者によるセミナー付きのツアーも開催する。