世界有数の技術を持つ金型工場など多くの町工場が集積する東京都大田区では、高い技術力が集まる優位性をPRしたり、企業連携の促進や販路開拓のために「大田ブランド」を確立。2月1日に、東京商工会議所大田支部、大田区産業振興協会、大田工業連合会の3者が、ブランド事業推進のための協議会を発足させた。
「大田ブランド」は、5社の推薦を取り付けた地元企業に対して登録を認可。登録後は大田ブランドの水準の高さを示す「ONLY OTA QUALITY」の頭文字をかたどったブランドマークを梱包材や名刺などに使用できる。登録企業は既に40数社。各社は16日以降に本格的な活用をスタートする予定。モノづくりの町をブランド化するという、農産物や工芸品とは一線を画した新たな試みとして注目される。
関連情報:
大田ブランド推進協議会
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