埼玉県の所沢商工会議所は、同市の名産品である里芋を使って焼酎を開発、里芋焼酎「恋も咲くところ」として販売を始めた。
所沢市は里芋の生産量で全国2位を誇り、料亭などで使用される高級食材として高値で取引されているが、これまで地域でもあまり知られていない「隠れた特産品」だった。商工会議所の青年部が、酒販店の売り上げ向上や所沢里芋のブランド力向上などを目的に、里芋を使った焼酎の製品化に取り組んだ。
2006年10月に収穫した里芋を、長野県佐久市の千曲錦酒造で仕込み、半年間寝かせてから出荷を始めた。
限定3500本の生産で、価格は720ミリリットル瓶1500円。4月9日から市内の酒販店で販売されている。
関連情報:
所沢商工会議所 http://www.tokorozawa-cci.or.jp/
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