■横須賀で海軍の味を基にした「ヨコスカ・ネイビーバーガー」発売 |
神奈川県横須賀市で、米海軍のハンバーガーを基につくった「ヨコスカ・ネイビーバーガー」が、米海軍横須賀基地周辺の飲食店4店で発売された。横須賀ではかつての日本海軍の伝統の味を受け継ぐ「海軍カレー」が名物だが、ヨコスカ・ネイビーバーガーはそれに次ぐ名物料理に育てることを狙う。2月半ばまでには10店がそれぞれ工夫を凝らしたハンバーガーをメニューに加える予定という。
米海軍の「ネイビーバーガー」のレシピは、20%の脂身を含んだ牛ひき肉を使用する。赤味の多い100%牛肉を、肉本来の味を損なわないようシンプルに調理した、ステーキをパンではさんだようなハンバーガーであることが特徴で、フレッシュオニオンやトマトをトッピングし、食べる本人がケチャップやマスタードを好みでかけて食べる、本場米国流の伝統的なスタイルだ。
米国海軍基地がある「軍港の町」横須賀市は、昨年7月の市長と海軍司令官との会談の際に新たな町おこしのひとつとしてハンバーガーを活用することが話題にのぼり、11月に在日米海軍のジェームズ・ケリー司令官が蒲谷亮一市長にレシピを贈呈
した。日本海軍の調理法を用いた「よこすか海軍カレー」が10年を迎えるにあたり、海上自衛隊とともに長く横須賀にある米海軍基地が、横須賀市との友好の象徴として、地元の活性化を共同で推進するために提供した
。
JR横須賀駅から京急線横須賀中央駅までのエリアにある飲食店を対象に、このレシピに基づいて作られたハンバーガーを横須賀市が「ネイビーバーガー」と認定する。現在、TSUNAMI、グールマン、ハニービー、LAUNAの4店舗で販売を行っている。
関連情報: 横須賀市観光情報「ここはヨコスカ」!
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