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■横浜・野毛大道芸ブランド事業のキャラクターは「ネズミ」

野毛大道芸ブランド事業のキャラクターとロゴ

 

  横浜で多くの飲食店が集まる野毛地域を劇場空間に見立てて「見て、学んで、食べて、歩いて、買って楽しめる」地域振興事業を展開する「野毛大道芸ブランド」事業。「中小企業地域資源活用促進法(中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律)」に基づき、2007年に「野毛大道芸を中核にした野毛劇場ブランド事業」として、国から認定を受けている。 その野毛大道芸ブランド事業のキャラクターとロゴマークが決定された。

 2008年11月に実施した公募で9人のデザイナーから12作品の応募があり、「ネズミ」のキャラクターを提案したデザイナー高野司朗さん(ヴェリー・ヴィジュアル・アソシエイツ)の作品が選ばれた。今後、同事業のプロモーションなどに使用されていく。ネズミがキャラクターに選ばれたのは、野毛の氏神が「子之大神(ねのおおかみ)」であるため。かつて「子の神社」が野毛4丁目付近にあり、太平洋戦争で焼失したため、戦後は伊勢山皇大神宮の「杵築宮(きづきのみや)」に合祀されている。いまではショッピングセンター「ちぇるる野毛」の敷地の一角に「子の神社」の名残を伝える石碑があり、毎年8月に例大祭が開催されている。

  ネズミは、子だくさんであることから子孫繁栄の神様といわれたり、商売繁盛の象徴とされる。一方で芸能と博打の神様でもあり、大道芸の代表的な演目であるジャグリングで、博打の道具であるサイコロを放っている図となっているという。

関連情報:  野毛大道芸ブランド事業

2009年3月8日







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