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■川崎で「ロケ弁」オリンピックが地産地消に効果を発揮

 映画やドラマ撮影のロケ地として人気のある神奈川県川崎市で、2月28日にJR武蔵溝ノ口駅前で開催され「お弁当オリンピック」コンテストが、川崎の魅力を伝える 効果を発揮し始めている。

 このイベントは、川崎市での映画やドラマのロケをサポートするNPO法人のかわさきムーブアート応援隊が主催したもの。川崎市は「映像のまち」を標榜していて、2008年度には60件ほどのロケが行われている。ただ、スタッフなどに提供されるロケ弁当は東京都内や横浜市の業者に発注されることも多く、地産地消という観点から、川崎の産品を使ったロケ弁オリンピックが企画された。

 個人36件、事業者35件の応募があり、個人の部のグランプリには、川崎市宮前区在住の西本薫子さんによる「弥次・喜多弁当」、事業者の部のグランプリには、川崎市川崎区の香楽園による「アジ川弁当」が選ばれた。今後は同NPO法人がロケを行う撮影隊に川崎の弁当を売り込んでいくほか、市内のコンビニエンスストア・チェーンが「弥次喜多弁当」を参考にした弁当を販売することを検討するなどの動きが起きているという。

関連情報:  NPO法人 かわさきMOOVEARTOO隊

2009年3月20日







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