■群馬名物の「焼きまんじゅう」のガイドブックを県が発行 |
群馬県は、上州名物として地元で食べられている「焼きまんじゅう」の店舗情報をまとめたガイド本「焼きまんじゅうガイドブック」を発売した。焼きまんじゅうは群馬県地方の郷土食で、まんじゅうを竹串に刺し、黒砂糖や水飴で甘くした濃厚な味噌ダレを裏表に塗って火に掛け、焦げ目を付けたもの。
地元では昔から食べていて馴染み深いが、県外では、ほとんど知られていないほか、県内でもどこで焼きまんじゅうを販売しているかなどの情報がなかった。
そこで、群馬名物の「焼きまんじゅう」の知名度を高め、群馬ならではのご当地グルメとして定着させることを目的として、県自らがガイドブックを発行した。
県内を5地域(中部、西部、吾妻、利根沼田、東部)に分けて地図を掲載し、焼まんじゅうの販売を行っている83店舗を紹介するとともに、焼きまんじゅうに関係するコラムも掲載している。定価は180円で、県庁などのほか、地元書店などでも販売する
群馬県では、2008年2月、県庁前広場で「焼きまんじゅうサミット」というイベントを開催し、焼きまんじゅうの販売を行うなど、地域ブランド化への気運が高まっている。
関連情報: 群馬県 「焼きまんじゅうガイドブック」の発行について
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