■前橋で豚肉料理のコンテスト「T−1グランプリ」を11月に開催 |
前橋市は、市内の飲食店を対象にした豚肉料理コンテスト「T−1グランプリ」を11月に開催する。前橋市は「TONTONのまち前橋」をキャッチフレーズに名物創作料理の創出を行っており、今回のコンテストはその一環。「ようこそまえばしを進める会」の主催で、9月30日まで参加店を公募している。
前橋市は、豚肉産出額が全国9位。雄大な自然に囲まれた赤城南麓地域での養豚が盛んで、都道府県別でも群馬県が全国5位になっており、豚のブランド銘柄が多いのも特徴。
明治3年に日本初の器械製糸工場がつくられ、昭和はじめごろまで「糸のまち」として全国的に名を知られ、製糸業の繁栄が好景気を呼んで、市内にはハイカラ主義的な西洋料理店が数多く軒を並べた。カツライスやポークカレーは当時の人々にはお洒落で贅沢な料理で、今でも豚肉料理をメニューとする店が多くある。
豚肉王国ともいえる前橋で、「ようこそまえばしを進める会」が旅館・ホテル、タクシー、バス、旅行会社など観光に関係する民間関係者や行政関係者らで組織化され、「TONTON」による名物料理づくりに取り組んでいる。
参加資格は前橋市内の飲食店で、年間営業日が240日以上あり、群馬県産の豚肉を使った料理を1店舗1品、応募できる。予選は特定の審査員による覆面調査形式で行い5〜10店舗を選抜し、決勝は誰でも参加できる一般投票形式で2010年1月中旬から2月末まで実施する。
グランプリ決定は2010年3月で、グランプリの店舗と入賞店舗は「TONTONのまち前橋」の公式推奨店として広くPRしていく。
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TONTONのまちまえばし
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