神奈川県の伊勢原市商工会は、県産の豚肉をみそ味で焼き、地場産のレタスやトマトなどをトウモロコシの粉を焼いたトルティーヤ生地で包み、甘辛みそ味のタレで食べる「いせはら豚(とん)ティーヤ」を披露、地域の安くておいしい“B級グルメ”として定着させ地域活性化につなげる。
豚ティーヤは県央地区で親しまれている「とん漬け」という豚肉のみそ漬けがベースで「ファストフード感覚で手軽にとん漬けが楽しめる」というコンセプトのもと、トルティーヤ生地に包むことで和風トルティーヤとして提案をしている。2008年4月から、地域の特色を出した料理を開発しようと研究を重ねて、大手食品メーカーの協力の下、「いせはら豚ティーヤ」を開発した。
同市の隣の厚木市では「厚木シロコロ・ホルモン」がB級グルメの全国大会「B-1グランプリ」で優勝するなど人気を集め、2010年のB-1グランプリも厚木市で開催されることが決まっているなど地域活性化に一役買っている。伊勢原でも豚ティーヤを定着させて、B-1グランプリへの挑戦も視野に入れている。
関連情報:
伊勢原市商工会
|