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■横浜の大倉山商店街がミツバチで町おこし開始

 横浜市港北区の大倉山商店街振興組合と横浜建設業協会、港北区役所、市まちづくり調整局は、区内で養蜂を行っている菅野養蜂所の協力を得てミツバチの飼育を進め、採取したハチミツを商店街で販売したり、大倉山地域限定ブランドとして活用していく。 3月31日に始まった養蜂は採蜜が始まっており、採取したハチミツは6月12日・13 日に同商店街で開催予定のイベント「150円商店街」で披露する予定という。

 商店街の活性化を応援しながら、ソーシャルビジネスの検討やまちづくりの提案を行い、「建設業の活力の再生」「商店街の活性化」「地域の活性化」を目指すヨコハマ商建連携事業は、国土交通省の「建設業と地域の元気回復助成事業」に選定され、モデル商店街として大倉山商店街振興組合が選定されている。大倉山周辺はかつてハチミツの産地として知られ、大倉山商店街からミツバチが飛んでいける約2キロ圏内にはハチミツがとれる自然が豊富にあることから、花木から集められたハチミツを通じて市内外に港北区の豊かな自然環境の魅力をアピールできるとしている。

 養蜂で町おこしを進める動きは近年活発化しており、東京・銀座では都会の真ん中で養蜂を行う「銀座ミツバチプロジェクト」が実施され成功を収めている。ほかにも札幌や名古屋、仙台など各地で養蜂を行う動きが出てきており、町おこしにも一役買っている。 

関連情報:   東横線大倉山商店街

2010年5月16日







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