■神奈川久里浜でペリー祭、幕末の黒船来航を地域活性化に |
神奈川横須賀市の久里浜海岸で7月17日に、幕末の黒船上陸を記念した「久里浜ペリー祭」が開催された。江戸時代末の嘉永6(1853)年に日本に開国を求めて浦賀沖に来航した米国のペリー艦隊、いわゆる黒船が7月14日に久里浜海岸へ上陸したことを記念して毎年同時期に開催されているもので、ベリー提督らに扮した時代衣装隊などが参加する「日米親善ペリーパレード」も行われた。
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、黒船のベリー提督らに扮した時代衣装隊などが参加する「日米親善ペリーパレード」も行われた。
久里浜商店街では「よこすか開国バザール」が開催されたり、「日米親善ペリーパレード」も行われ、ペリー提督らに扮した米国人や黒船来航を知らせた武者姿の「先駆け隊」、よろい姿の武者行列、米海軍第7艦隊音楽隊、海上自衛隊音楽隊、鼓笛隊、黒船よさこい、民謡流し踊りなどのグループが参加してイベントを盛り上げた。
横須賀市では、観光協会が今年3月、「黒船来航」「開国のまち」にちなんで地サイダー「横須賀ペリーサイダー」を販売している。340ミリリットル入りで1本150円で、黒船が浦賀に来航した際に飲料水の一部としてレモン風味の炭酸水を積んでいたと伝えられ、これが日本に炭酸飲料が伝わった最初という説がある。この炭酸レモネードをイメージしてつくったサイダーで、地元の名物として定着しつつある。
関連情報:
横須賀市観光協会
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