■ジェトロ金沢 北陸ブランド食品輸出のためのシンポ開催 |
ジェトロ金沢では、3月8日に、石川県金沢市内で、「北陸(日本)食品輸出シンポジウム」を開催する。生産者、食品団体、消費者団体、行政関係者などが北陸地域の農産物等の輸出を促進するためにどのような視点で取り組めばよいかを提示する。
まず、第一部では、「ジャパンブランドを世界に発信する‐日本農産物の海外市場へその取組み‐」と題し、日本ブランド農業事業共同組合理事長を務める安達茂夫氏が、農業経営者の立場から農産物の輸出実態について講演。
続いて第二部では、株式会社ブランド総合研究所代表取締役社長の田中章雄が、「地域ブランドと北陸食品について」で、北陸の農産物をグローバル化させる際の地域ブランドの捉え方を提示。また、タイ国三井物産株式会社副社長の柴沼隆之氏が、「海外(タイ)から見た日本の食材‐海外市場開拓の視点から‐」(仮)で、海外での日本の食品の現状を紹介する。
さらに、第三部では、ジェトロ農水産課課長の山室啓介氏が司会役となり、全講演者にジェトロ青森所長の田中利男氏が加わり、「グローバルな視点から食の輸出を考える」と題したパネルディスカッションを実施。地域ブランドのあり方について活発な議論を展開する
シンポジウムの対象は、北陸周辺の食品関連企業や農業団体、消費者団体、農業関係の学識経験者、農林水産行政関係者など。参加費は無料。定員は先着順で150名。参加希望者は、インターネット上で提供されている申込書に必要事項の記入し3月3日までにジェトロ金沢にFAX(076-265-9603)で申し込む。
ジェトロ金沢は、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)が国内の各都道府県に設置している地方事務所のひとつ。主に石川県やその周辺の地域経済活性化支援、輸出支援等の活動に取り組む。
関連情報:
ジェトロ金沢 TEL:076-265-9601 http://www.jetro.go.jp/jetro/offices/japan/kanazawa/
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