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■駅弁、空弁に続く“速弁” 中日本高速が今秋から販売開始

 中日本高速道路(名古屋市)と大手旅行代理店のJTB中部は、オリジナル弁当「速弁(はやべん)」の商標登録を共同で出願したと発表した。10月の行楽シーズンに高速道路の主要サービスエリア(SA)で販売開始する予定。両社は「中日本のごちそう、〜いい旅に、いいお弁当〜」をコンセプトに共同開発を進め、相互に協力しながらブランド展開していくという。

 「速弁」は高速道路の「速」と、弁当の「弁」を組み合わせた造語。既に旅の定番として定着している鉄道の「駅弁」、航空機の「空弁」に続く第3の“交通弁当”となる。現在、料亭や弁当業者とメニュー開発に取り組んでいる最中で、地域特産の有機野菜などの食材を活用した内容を検討している。価格帯は1000円から4000円と従来の弁当よりも高め。女性を主なターゲットとしている。

 中日本管内のSAにおける弁当、サンドイッチの売上げは年間約40億円。「速弁」では、そのうち1割に当たる約4億円の売上げを見込む。中日本高速道路広報部では、「民営化後初めての具体的な新サービス。利用者の方々に喜んでいただけるような、地域の特性を生かした弁当にしたい」と意気込む。

 中日本高速道路は昨年10月の分割民営化により誕生。民営化後5年間でSAなどの関連事業の売上げを2500億円へ倍増させることを目標とする。そのための具体策として、既に外資系コーヒーチェーン店「スターバックスコーヒー」の足柄SAへの出店が決定。今後もスターバックスコーヒーの他のSAへの出店を計画している。

関連情報:
中日本高速道路 http://www.c-nexco.co.jp/

2006年8月26日

 


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